ブラジルの友達

Boa tarde!!

今日はブラジルの友達のマテウス君の話をしたいと思います!

自分は18歳の時に単身ブラジルに渡りサッカー選手を目指していた時期があったのですが、
ブラジルで初めて行ったチームで仲良くなったのがマテウス君です。


マテウス君は、その頃全くと言っていいほどポルトガル語がわからなかった自分に対して陽気にいつも話しかけてくれる人懐っこい性格でした。

ご飯の時も練習の時もいつも手順や内容を身振り手振りで教えてくれる優しい人です。


ある日、まだ全然ポルトガル語が話せない自分と2人でショッピングセンターに行こう!と誘ってくれたのでショッピングセンターへバスに乗って3,40分程かけて行くことになりました。

マテウス君は、ショッピングセンターに行くからおしゃれしなきゃダメだよ!と、マテウス君の私服を自分に貸してくれてその服をきて一緒にバスでショッピングセンターに向かいました。


マテウス君も寮に住んでいたのでその地域のことはよくわからなかったはずです。
でも、バスに乗るやいなや、バスの運転手の人に行き先を伝え、どこで降りたらいいのか、何分くらいかかるのか、そんなことを聞いてくれました。


無事、ショッピングセンターに着いたマテウス君と自分はいろんな店を見て周り、その後マテウス君は寮ではでないようなブラジルならではの料理があるお店に連れて行ってくれました。

僕はカタコトのポルトガル語でgostoso!(美味しい!)と伝えるのが精一杯でしたが、マテウス君はとても笑顔で喜んでくれました。


帰りもバス停からたくさんバスが出ていてどれに乗ったらいいのかわからないマテウス君と自分だったのですが、マテウス君はバス停に並んでた人たちに話しかけて帰り方を聞いてくれました。

帰りのバスではその頃覚えたcansado (疲れたね)という言葉を2人で言い合っていました。



マテウス君はあれから5年ほどたった今でもたまに地球の裏から電話をしてくれます。
いつブラジルに来るんだ?といつも言っています。

今回はマテウス君の紹介になりましたが、
マテウス君以外にも仲良くしてくれた多くのブラジル人に会いにまたいつかブラジルに行きたいです。

そして自分もマテウス君のように言葉が通じなくても心で通じあえる関係を大切にしていきたいです。



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