本質を「問い質す」

よくコンサルや研修後に「資料ください」だけ言ってくる方が多いのですが、資料だけお渡しした所であまり意味がないんですよね。
施策やナレッジの背景、プロセス、効果検証などを踏まえて理解しないと、再現性は生まれないので、絵に描いた餅になりやすいのです。

例えば、カレーを作る時に「完成したカレー」を見せられた所で、材料はわかっても同じものが作れないと思います。
下処理や味付け、タイミングなどプロセスが異なる事で味や旨味は変化してしまいます。

完成した資料だけを見ても再現性が乏しいのは同じ理由であり、表面だけは同じでも中身（経営力、サービス商材、制度運用など）は大きく異なってしまいます。
何事も本質ななにか？問い質しながら学んで参りたいですね。