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今年 気になったイラストレーター3人紹介
単純に自分のアンテナに引っかかった気になるイラストレーター3人をここで紹介させていただきます。
その3人のイラストレーターは、
KYNE(キネ)さん
ざしきわらし さん
古塔つみ さん
(順番は関係ないです)
偶然にも女性のみを描いているイラストレーターになっちゃいました。
自分がトレンドに敏感っていうことはないのですが、時代を反映しているのでしょうか。
それとも自分のアンテナが偏っているのかな?
KYNE
いきなりですが、KYNEさんはイラストレーターではなくアーティストですね。
ストリートグラフィティなのかな?
あっという間に人気が出て、ギャラリーやオークションでシルクスクリーンの作品が数百万円で取引されているアーティストです。
昨年まではもうちょっと手に入れやすかったのですが。
snsでは前から見かけていたのですが、2018年に発売された「Casa BRUTUS」の表紙にイラストが起用されたので気になっていました。
そして新たに魅力を感じたのが、2021年4月のKaikai Kiki Gallery での個展でです。村上隆さんが設立されたギャラリーです。
広尾駅からナショナル麻布スーパーマーケットを横目に見て、有栖川宮記念公園の横を歩いて行きます。
ギャラリーに近づくと路上には若い人たちがワサワサと。中に入るとさらに若い人がガヤガヤと。
KINEさんの人気がわかります。
ギャラリーに行ってこんなに人がいるのを見たことないです。
作風はいたってシンプルでミニマムな表現です。
描かれている女性に惹かれてしまいます。
何を考えているか表情がわからないからでしょうか。
一目でKYNEさんの作品ってわかります。
![](https://assets.st-note.com/img/1639720042730-9xrc63wDCy.jpg?width=800)
アート市場では、日本の音楽のシティポップが再注目されている中で、そこからインスパイアされている作品が目立つようになっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1639720059879-DByj7YBH06.jpg?width=800)
80~90年代の雰囲気が醸し出されている作風の中でも、KYNEさんが特に注目されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1639720072479-T9ylWrkPT9.jpg?width=800)
今後、どのような展開をしていくのかが楽しみなアーティストです。
ざしきわらし
2021年6月に作品集が発売されました。
「COLOR PALETTE」です。
帯には、「地元福岡を拠点に活動する ピュアロマンチックイラストレーター 待望の初作品集!」とあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1639720090186-829GSbX4v7.jpg?width=800)
前述のKYNEさんも福岡で活動されていますが、福岡すごいですね!
11月には、横浜ビブレではPOPUP STOREが、東京駅前の丸善丸の内店では東京での初めての個展が開催されました。
このイラストの何が良いのか?と言われると作者の言葉が表していますね。
「見てくださった方が元気になれるような絵にしたいです」
大人になる前の女の子がカラフルな色で描かれています。
差し色が効いてて可愛いです。
まとっているファッションはサイバーパンクなのかな?
80年代の雰囲気も感じられます。
女の子の表情は、何をしでかすかわからない悪戯っ子で含みがある感じが魅力です。
IPadで描かれているようですが、厚塗りが絵の魅力を出しています。
デジタルなのにリアルで描いたようなタッチがいいですね。
この作品集のページをめくると元気が出ます。
古塔つみ
2021年2月に渋谷の「hotel koe tokyo」で個展を開催していました。
ここは、トレンドのカルチャーを発信しているスペースですね。
企業の商品発表とかにも活用されています。
3月には、初の画集が発売されました。
「赤盤」です。
![](https://assets.st-note.com/img/1639720103973-m0i8L2hVM4.jpg?width=800)
240ページにみっしりとイラストが載っています。
500点以上も掲載されているようです。
いろいろな画風があるイラストレーターなんですが、
作者のキャッチコピーが
「あっ、女子しか描けません。すてきな人しか描けません」です。
線画やアニメ風、コミック風からドローイングまで多様です。
クリスタやフォトショで描いているようですね。
イラストを見て一番のイメージが「目」です。
意志が強そうな、睨まれているような、非難されているような、怒られているような「目」は、ビクッとします。
機嫌が良さそうな「目」には、ほっこりします。
活躍の場所が広がっていくのが楽しみです。
イラストとの出会い
アンテナを張っていないと、なかなか新しい魅力のあるイラストには出会えないですね。
昔は、雑誌の「イラストレーション」を見て、連絡先へ電話して仕事の依頼をしていました。
情報に限度があったので、依頼するのには一苦労していました。
今では、snsがあるのでとっても情報の収集が多くできて、とても便利になりました。
違う話になりますが、モデルさんのオーディションはキャスティングしてくれる会社に集めてもらいますが、それからはオーディションでカメラチェックをして、ブックと共にモデルさんのsnsをチェックして決定します。
イラストレーターの多くはtwitterなどのsnsで公開しています。
投稿し続けて露出を増やして、多くの人に見ていただきながら、反応を見ながら描いてる人が増えています。そこからオファーをもらえるんですね。
で、イラストレーターのアドレスは、どうやって探すのがいいのですか?
って言う話でした。
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