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2024年、今年もよろしくお願いします。

2024年、今年もよろしくお願いします。
(昨年年末に父を亡くしたため、今年は年始のご挨拶は控えさせていただきます)

父が亡くなったこともあり、年末年始のペースが著しく変わりました。いつもなら酒を酌み交わす相手が居なくなる、いつも座っている場所に父が居ないだけでもこんなに雰囲気が変わるものかと思いました。

また年始には能登地震が発生。多くの方が亡くなられました。心よりご冥福をお祈りします。地形的なものや天候なども重なり、復旧にはとても時間がかかりそうです。過去、熊本地震や令和2年7月豪雨を経験した私としても、一刻も早く支援に向かいたい気持ちもありますが、まずは状況が明らかになるまではいたずらに混乱を招くだけですので、しばらくは推移を見守りたいと思います。

羽田空港の事故も衝撃的でした。旅客機の乗客が全員無事だったことが何よりですが、輸送機の搭乗員の方々がお亡くなりになられました。能登地震への支援に向かう途中だったということもあり、急ぐ気持ちもあったことでしょう。とても残念です。

『新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いや重(し)け吉事(よごと)』この歌は万葉集の最後を締めくくる歌で、大伴家持が詠んだ歌です。吉事(よごと)は良いことという意味で新年を言祝ぐおめでたい歌です。

「雪が降り積もるように、いよいよ重なれ、よきことよ」

暗いニュースからスタートした2024年ですが、この歌のように令和6年が素晴らしい1年でありますように。

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