電子データの名前のルール (みんなハッピー)
研究ノートの最適化に関する考察として,いきなりですが「電子ファイルネームについて」です。ノートとちゃうんかい!
様々な実験がありますが,なんかの【電子データ】が手に入るはずです。その電子データには,
実験ノートと紐づけるために【日付】を入れた方が便利です!
言われてみないと研究初心者の学生さんは気が付かないのですが,【日付】を入れるのは役立ちます。
例えば,赤外吸収スペクトルを測定したのであれば,
XXXX_IR_20190828
と入れます。XXXXには,サンプル名を記載します。
研究を進めると、再現性やら実験条件変更やらで電子データ数が毎日毎日増えていきます。
研究初心者の学生さんは,その研究しか進めていないので,自分がどこにあるフォルダに入れてあって,どのデータが大事かを把握しています。
が!,卒業後、後輩や指導教官はわからなくなります
研究ノートをしっかり書くことが基本中の基本なのですが,例えば,以下のように研究ノートに記載があったとします。
「20190605」と検索をすることで,データが見つかります。また、「20190828」と入れることで,学会に使用したデータが見つかります。
電子データに日付 = みんながハッピー
電子データは一度行方不明になると,「このPCに入ってるの?誰か!誰か!小人がもっていったんちゃうん!!」と,夏の学会作成準備の際に大いに焦ります。毎年のことですし、当然指導教官である私も経験済みです。
夏はなにか思い出がありますね
本Noteは以上です。
学生から大好評だった授業ノートを公開します。役立てていただければ幸いです。また,家でできる実験も書いていきますね。