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言葉がわからなくても海外から本は届く(前編)

最近、海外からよく本を買っている。主にドイツから。
こう書くと外国語が得意な意識高い系だと思われそうだが、ドイツ語も英語もさっぱりだ。
そんな私でも、なんとか海外から本を買い、カタツムリのようなペースながらも少しずつ積読を消化していってる。

・本の探し方がわからない
・会員登録難しそう
・支払いにクレジットカード登録するん怖い
・トラブルに対処できそうにない

などの理由で踏み切れていない人のハードルをちょこっとでも下げられたらと思って、自分なりの方法をまとめておきます(正直なところ半ば備忘録だ)

前編は海外から本を買う方法、後編は外国語の本を読む方法です。
あくまで、英語もドイツ語もてんでダメな、歴史創作限界オタク(または無限大ゴリラ)の自己流の方法なので参考程度に。
もっと良い方法があるのならぜひ教えてください。すごく知りたい。

本を探す

欲しい本がすでに決まっている人はさらっと読み飛ばしちゃってください。

私が集めている本は、主に推し(もちろん歴史上の人物だ)の執筆した書籍および彼に関する書籍だ。分野なんかによって本の探し方は変わってくると思うので、ここれでは私の方法を参考までに紹介って形で。

まずはみんな大好きWikipedia!!!!!
やれ「レポートの出典に書くな」だの、やれ「情報の信ぴょう性に欠ける」だの言われるWikipediaだけど、書籍を探すという意味ではかなり有用。
見るべき場所は記事本文ではなく、記事の参考文献。日本語版の記事だけではなく英語やその他の言語の記事を見るのもオススメ。
スマホなら記事上部の「文A」アイコン、PCなら左端の「他言語版」で切り替え可能。
他言語記事を網羅すれば、それなりの数の書籍が候補として挙がるはず。

さて、こうして候補として挙がった本を厳選していきます。
「全部買っちゃえ!!!」
なんていうお金も時間も有り余ってる人はぜひ経済をぶん回してください。
私も5000兆円ほしい!!!!

大体の人は5000兆円持ってないから、内容をチラ見して買う本を厳選したいよね。
そんな時に便利なのがGoogleブックス
ここで書籍タイトルを検索して、本に関する情報をゲットすると後々便利(ISBNコードを控えておくと特に便利)
また、本によってはプレビュー機能が使えて中身を検索できる。
同一内容でタイトルだけ変えて再販された本をうっかり買ってしまうなどという悲劇は未然に防げるならそれに越したことはないもんね!(7エディション計8冊の同一内容の本が並ぶ本棚から目を背けつつ)
せっかく買ったのに推しに関する記述が3行しかなくても悲しいしね!

あとはAmazonにあるならレビューを見て決めるのもいいと思う。

どこから本を買うか

買う本が決まったらどこで本を買うかである。
私は主にAmazonとAbeBooksを利用している。一度だけ、そのどちらにもない個人出版の本も買ったこともあるけれど、それに関しては後述。

Amazonは日本だけでなく、本国アメリカだったりイギリス、ドイツなどなど色んな国のAmazonで比較すると思わぬお買い得なお値段で手に入ることもある。ページのレイアウトも日本とほぼ同じなのがすごくわかりやすくて好き。
もしほしい本がKindleで電子書籍になっているのであれば入手も楽なのでとてもありがたい。

AbeBooksは書籍に特化したマーケットプレイスで、様々な古書店が軒を連ねている。読み方はアベブックスではなくエイブブックスらしい(私もついさっき知った)
「Lowest Total Price」で商品代金と送料の合計で安い順に並び変えられる機能が特にありがたい。
出品されてる商品に関する質問をメッセージ機能を使って古書店に直接尋ねることができる点もとても助かる。

AmazonでもAbeBooksでも、ISBNを検索窓に突っ込めば目的の本が出てくるはず。

最近、マケプレで購入した商品(電化製品やらマスクやら)が正規品ではなかった等の問題をよく耳にするけれど、本の場合は偽物の心配をしなくていいので気が楽~。偽物作るメリットがあまりないからね。
それに、ISBNコードのおかげで違う本と間違えられる心配もないしね!(これ伏線です)

会員登録とかもろもろ

会員登録の時にわからん!!ってなりがちなの住所の書き方かなって思うのでまずはそこを。
このサイト使え!!!
以上!!!!!
郵便番号と番地と部屋番号入れてボタン一つで英語で住所が!
なんとラクチン!!
日本と書き方が逆で~云々の解説は探せば山ほどあると思うんだけど、まあ届けばそれでヨシ!

さて、それぞれのサイトでの会員登録について。
まず、Amazon!
海外アマゾンのアカウントの取得方法は解説がたくさんあるはずなのでそこを参考にしてください(丸投げ)
中国と日本のアカウント以外は共通のアカウントが使えるはずなので、アメリカのAmazon.comあたりでアカウントを取得すると楽だと思います。

AbeBooks
AbeBooksの登録方法について詳しく解説している日本語の情報がほとんどなかったので記事書きました。

支払い方法

どちらのサイトにしても、基本的にはクレジットカードでの支払いになると思う。
けれど、海外通販でクレカ使うの少し怖いなぁって場合とか、そもそもクレカ持ってないって場合に代替手段がなくて困る場合があるかもしれない。
そういう人にはプリペイド式のクレジットカードをオススメしておきます。有名なのは、Vプリカとかですかね。
プリペイド式なのであらかじめ入金してある金額以上使われる心配がない。
手数料が割とお高めなのが玉に瑕だなぁって思ってるけど結構便利。

トラブルシューティング

ISBNコードの重複というレアすぎる理由で違う本が届いた。本はISBNコードのおかげで違う本と間違えられる心配もないって安心してたのに。おのれ。

返品返金の詳しい方法は記事読んでください

個人輸入代行という奥の手

さて、ここまで読んで、それでもやっぱり自分で買うのは自信がない……トラブル時に対処出来る気がしない……というときには個人輸入代行という奥の手が残されている。
もちろん手数料は決して安くないし、送料が余分にかかる場合もあるけれどやむを得ない場合には個人輸入代行を検討しよう。

かくいう私も、ドイツ国外へ発送を行っていない個人出版の本を購入する際に一度だけ個人輸入代行を利用した。
その時に私が利用したのはマルクトプラッツフロイデさんです。
木のおもちゃや腕時計が専門らしかったが本の個人輸入も快く引き受けてくださった。

他にも個人輸入代行は色々あるので、どこの国から購入したいかによって、「○○(国名) 個人輸入代行」などで検索してみるといいのでは

というわけで前編は本の購入に関してでしたー!
後編は買った本を読んでいきます。


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