理由

生きていたいと思う理由がない。終わらせてしまいたい理由ばっかりで全然生きていたくない。生きなくていい。ちょっとワクワクすることを見つけて、「生きるのもいいな」と思ったら、途端に鼻を挫かれたりするから本当に生きていたくない。転職活動とか。自分はワクワクして生きることも許されてないのかと思う。
幼稚園の頃劇をやるイベントで、他の選択肢なんて全く考えもせずに主人公に手を挙げた自分はもうこれっぽっちもいなくなってしまった。「かつて天才だった」とはまさにこのことだなあと思う。
ふとした時に昔の悲しいこととか今の孤独を思い出してまた死にたくなってどうしようもできなくてつらくなるなあ
誰にも話してなかった本当の悲しさとか家族のこととかは、話さないことで気づかないふりをしていたのかもしれない。「話せる友達はいるのか」と聞かれて、あんまりよく分からず(友達くらいいるよなあ)と思って答えた「うん」は、全く「うん」ではなかったことに気づいてしまって、そのせいで私はこれまで本当のことを誰にも話してこなかったことに気づいて、今までにないくらい悲しくなってしまった。山手線でも泣いたし西武線でも泣いたし、千代田線でも泣いた。急に、悲しくて、泣いた。気づきたくなった。だから自分はずっと本当のことを話さなかったんだなあ、言葉にしたら、気づいてしまうからね。
歳を重ねるにつれて、独りではない人が増えてきて、寂しさは加速しかしてない。自分が孤独ではないことはわかっていて、自分のことを大切に思ってくれている人がたくさんいることは分かっているけど、これまでの人生で私のことを理解して私の1番そばにいてくれた人はいないってことも、おかげで気付いてしまった。真面目に生きてきたつもりなんだけどなあ、そこらへんにいる普通に愛される普通の人には到底なれないらしい。なにがいけなかったのかなあ。幸せに慣れてなくて、穏やかな日々が続くと怖くなるけど、別にそんな人生にはなりたくなかったよ。辛いことがあったりむかつくことがあったり逆境を迎えたときに(人生だな)って、別に思いたいわけじゃなかったよ。幸せな時に、(あ〜人生!)って思いたい人生でした。生き続けていても、鼻をくじかれたり受け入れてもらえないことしか続いていかない気がして、だったらもう終わりにしたい。
私のなにがいけなかったんですかね

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