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いなかぐらし

昔は、とてもイヤでした。

ご近所の物見高い視線とか、家庭の事情など漏れまくりの個人商店/各種サービス業の口コミネットワークを迷惑に思っていましたが、これらのことを「相互の見守り」と捉えるようになったのは、私の社会観が育ってきたのか、いや加齢のせいか(苦笑)。

いま住む町は、物心つく前からずっと暮らしてきた町。個人的な友人とかはほとんどいませんが(学生時代も就労後も交遊とかは大阪/京都がベースだったので)、私が赤子の頃から見知ってくれている人が今も多数いて、家族の健康を気にかけてくれる。近所の薬局も、内科医も、そういう状況で50年近くのお付き合い。30年前にもらった薬を覚えてくれていて、家族構成も知ってくれていて心身の状況を気にかけてくれる。

ここでなら、これから「ゆるく下っていく」状況になっても、暮らしていけるかな…。

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そう思う、ほどよい田舎。

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