今まで観てきたものも本物だった【BTS Yet to come in Busan メンバー別備忘録】
昨日、念願の釜山コンにスタンディングにて参加して参りました。忘れたくないって何度も思い出すのにそれでも少しずつこぼれ落ちてしまうことを知っていて、綺麗な思い出になりすぎるのも嫌で、メモながら文字を記します。
初めて会うはずの何度もみた彼ら
7人を実際にみるのは初めてだった。ステージ上部にある、proofのロゴを模したモニターには7人それぞれを映してくれることが多く、オンラインの画面と違って目を移せば好きに観ることができる。誰かのアップだって、配信モニターだって、実物だって全部。分かっているはずなのに、画面越しになら見慣れた彼らを映すカメラ、それ自体がすぐそこにあることも信じられなくて、忘れたくなかった。昨日の私は目を見開いて、毛穴まで逆立てて音を聞いて動きを感じ取ったし、飛び跳ねて声を張り上げて、精一杯アミボムを振って、ファンの存在を届けた。
でもたくさんの初めての経験以上に、間違いなく全員今までみたことのある動き、表情、声でもあった。遠くて表情が見えなくても、ステージの端にいても、誰かわかったから。ダンス、走り方、腕のあげ方、汗の拭き方…本当に些細なことなんだと思う。それに一番感動した。ああ、私が見てきた聞いてきたものも本物だったんだ、って思って。カメラを通してみる彼らも間違いなく本物の彼らなんだよ。無駄じゃなかったし、嘘でもなかった。
メンバー別感想
彼等は存在するのか…?と一時期のテテくらい半信半疑では行ったから、実際の7人からは違う印象もたくさんうけた。
JUNGKOOK 公演を見て、センターはやっぱり彼なんだと思った…自然に目がいくパワフルさ。溢れ出るエネルギーが観客に伝播する感じ。1番舞台で自然に目を惹かれてしまった。可愛いとばかり思ってしまってた。全然だった。ダンスも、歌もまとめて曲が引き締まる、本当に大きく見えて、ただただかっこよかった。
V お顔はあまり見えないはずなのに全身から声から表情がすごくよくわかった。一緒に遊びにきてくれたんだなってわかる、本当に彼にとってアミは友達で、会うために準備してるんだ。情感たっぷりな歌声の後の、かっこいいダンスの後の、どう?ってお顔が印象的。もっと近くでずっとみたくなる。
JIMIN 想像よりずっと華奢だったのに、昨日はずっと釜山の男だった。首の動きが特にジミンさんで、全然小さくは見えなくて…そして足。声の調子が特に良く感じて高音もがなり声も最高。はしゃいでブランコに座る姿がかわいくて、IDOL本当によかった…。
J-HOPE ステージで映える人で、ステージを作る人だな、全部見えてるのかな?というくらい空きがないように端っこまでたくさん笑いかけに来てくれた。グローブが似合うのはやっぱり腕が長いのかな?本当に大きく見えるし、すぐにわかるし、ソロのあのかっこよさは染みついて滲み出てた。ダンス以外でも目を奪われてしまう存在感の人。
RM いかついお兄さんだと思ってたんだけど無茶苦茶にアイドルだった…!細くて、キレキレで美しかったから。体力の限界までたくさん動き回ってくれてた!なにより生声が本当に良い声すぎて隅々までよく見てしまった…メントはもちろん、ma cityの声元々好きだったのに更新されて拗らせる。
SUGA かっっっっこよかった😭言葉で表せない、でも私は私が恋に落ちる音をききました。まわりもユンギペンは黄色い声ではなく阿鼻叫喚なんだよな。実際のお姿も、自分の世界に引き込むラップや喋りも、びっくりするくらいカッコよかった。どうすれば観客が夢中になるかをずっと考えてる人なのかな、纏う空気や気迫をも自由に操っていた感じ。言葉で表せない。ネコチャンはどこ?完全に恋。
JIN パーマは分かりづらめな前髪あげる髪型。公演で遠目ではものすごく重要で、パーツの大きさのお陰で表情がよく見えた。たくさん遊んでくれて、全身で表現してくれて、伸びやかで遠くまで響く声。実際は、と話題になるので心配してたけど、冷たくみえるほど綺麗なお顔も、ふざけた時の声も全部私にとっては知ってるもので、それが嬉しかった。歳を重ねると生き様が顔つきになる、いつも今が最高のビジュなジンくんはアイドルとしての生き様を歩んでいるんだな。30歳になってから真のアイドルになっている気がします、と言うメントを噛み締める。
バンタンが不思議と羨ましくなる
7人とも当然ながらプロで、私が知らない今までのたくさんの公演や活動を通じて今、この場に立っているんだって重みを随所にたくさんたくさん感じた。自然と7人ができる最高の動きを、最高のはじまりから終わりまでを、総量が1番高まるように計算されていた。セトリも、盛り上げ方もぜんぶ。
余すことなく全員が、全力で与えてくれる人たちだった。
アミだってみんな大変でものすごく準備してきてあなた達だけを目に焼き付けるために全力で臨んだのに、全力で楽しんだのに、それでも7人の方がずっとずっと全力で、なにより楽しそうでズルかった!本当に!あんなに遠い人たちなのに、羨ましいって感情が沸いてびっくりしちゃったな。
愛してる以上の言葉がないから、何度でも伝えてともに過ごしたいな
もちろん若さでやり切る良さだってあって、今回はそれとは既に違う、ステージ構成で7人それぞれの役割でアミの声援で、緻密に作り上げるステージだったと思った。
ただ私は重たいものを背負ってそれでも軽やかに走る彼らを好きになったから、これからも少しでも軽くしてあげたい。嘘でも軽いよって、何度だって言い聞かせてあげたい。
だからこそ、ユンギさんが言っていた通りだ。
私たちの覚悟なんて易々と越えた信頼と覚悟が彼らにはある。
私たち、一緒に歳をとっていきましょうね。
この上なく満足なはずだったのに、次はもっと全力で臨むために全力で会わなければと思ったのでした。ナムさんの言葉を借りると、愛してる以上を表す言葉があればいいけれど、それは難しいからこうやって綴ります。
後どれくらい恋しさが降り積もったら、次の春の日が来るかなあ…。
22.10.15 北村
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