24/5/22

いつも通り起きて支度して実家へ。バタバタしていたら在宅勤務中のAが赤子の着替えなどやってくれた。助かる。

実家に到着。12時から予約開始のイベントがあったので全力で予約。無事に希望の回を予約できた!よかったー。
お昼を食べて仕事。といっても、たいしてやることがないというか、あるけど急ぎではないというか……という感じなのでほどほどに働き、あとは日記を書いて過ごす。
赤子が「寝返りしたいのに!この布団は柔らかすぎるし!すぐ床にドンってなるし!うまくいかないいいいい」と泣き、なかなか寝ないので、仕事を終えたら二人でテレビタイム。赤子はソファベッドを広げたら「ここは硬くて寝返りがうちやすいですねえ!スヤ……」と爆速で寝た。

世界サブカルチャー史欲望の系譜「シーズン4 21世紀の地政学 アイドル編 第1回」を見る。
そもそもアイドルという文化はどこから生まれたのか?みたいな話からスタート。アメリカではフランク・シナトラがめちゃくちゃ人気でアイドルみたいになっていたらしい。知らんかった。「ミュージカル映画に出てるタップダンスがうまい人」くらいの印象だった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%A9

女学生たちに大人気で、彼女たちがボビーソックス(折り返して履く靴下)を履いていたので、それにちなんで「ボビーソクサーアイドル」と呼ばれていたらしい。は~。

戦争がはじまると「戦時国債を買おう!」みたいな呼びかけにも参加。アイドルというのが政治に利用されはじめた。

日本ではフランスの映画「アイドルを探せ」に出てたシルヴィーバルタンが人気に。

確かにかわいい。ワンサカ娘。
その後のインタビューで「覚えてる覚えてる!何歌ってるのかわかってなかったけど、商品名だったんだね!(笑)」と言ってて面白かった。何もわからないのに歌わせる感じ、昭和っぽい。

あとは映画「巨人と玩具」の話が出てきた。広告業界のドタバタみたいな話。開高健原作だからAが本持ってるかも!と思ったら持ってなかった。買ってきてもらおう。

続けて第2回。日本のアイドルの話。みんなテレビを見るので、テレビで会える!身近なアイドル!みたいになっていく。
日本ではあらゆるアイドルが生まれるが、基本的には使い捨て。3年ごとくらいに入れ替わってしまう。
で、スター誕生開始!スタ誕だ!!!オーディションから審査される様子が報道されるとより身近に感じて、感情移入しやすくなる。どんなに歌がうまくてもレコード会社が手を挙げないとデビューできないシビアな世界……。
聖子ちゃんカット、キョンキョンの素顔も見せる新しいアイドル……と「ふてほど」世代の話が多かった。スター誕生の中森明菜、かわいすぎた。今も現役の人ってやっぱすごいよなー。

続けて第3回。AKBが生まれ、総選挙により「推しメン」文化が生まれる。たくさんいるアイドルの中で誰を推すのか?確かに言われてみればちょっと前までそういう文化なかったよね。「グループの中ではこの人が好き!」とかあっただろうけど、明確に押し出すのは総選挙からか。そっか。
そして今書きながら気づいたんだけど、ジャニーズの話まったくでなかったな?!!?!?!アイドルといえばジャニーズでは……?やはり問題があったから名前は出さないんですかね。まあ、そっか……そうだよな……。

今もたくさんアイドルが生まれていて、政治に利用されたり、ファンがSNSの力で押し上げたり……。なぜか最後にYOASOBIの「アイドル」が流れて「そう嘘はとびきりの愛だ」がドン!と表示されたんだけど、怖かったわ。アイドルは偶像で……嘘……。嘘を演じるのがアイドルからの愛……ってことですかねNHKさん……?

韓国は世界に売り出すアイドルが多く、ロシアというかソ連では鬱屈とした政治の中から生まれた反骨的なアイドルt.A.T.u.が生まれる。一方、日本では国内に向けたアイドルが多い、って話が面白かった。確かに日本から世界へ向けたアイドルってあんまりいないよね。ベビーメタルくらい?あれはアイドルなのか?あ、perfumeも海外人気あるか?新しい学校のリーダーズもなぜか海外受けいいよね。でもあの人たちはアイドルってよりかはアーティストになるのかしらね。

マジで印象に残った話しか書いてないけど、内容はもっと濃くて面白かったです。noteで細かく書いてる人もいたから検索すると読めるかも。

映像の世紀バタフライエフェクト「マンハッタン計画 オッペンハイマーの栄光と罪」見る。

アメリカの原爆開発「マンハッタン計画」を指揮した天才科学者オッペンハイマーの生涯を描く。ニューヨークのユダヤ人家庭に生まれ、ハーバード大学を飛び級しながら首席で卒業、「原爆の父」と呼ばれるオッペンハイマーは、アメリカ国内で「戦争を終わらせた英雄」と称えられたが、自分自身は深い罪の意識に苦しんでいた。戦後は、一転してアメリカの水爆開発に異議を唱える。そして赤狩りの対象となり、公職から追放された。

という感じです。なぜ原爆開発をやることになったか(そして、各国でも原爆をどのように進めていたのか)、マンハッタン計画はどのようにして進められたのか、あとはオッペンハイマーの話ですね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%B3%E8%A8%88%E7%94%BB

細かい話はウィキを読むと良いっす。

オッペンハイマーは「マンハッタン計画の英雄!」みたいになったけど、一緒に働いていた親友がオッペンハイマーに英雄の座を明け渡してしまったので、このあとの水爆実験にガンガン協力しており、そっちで水爆の英雄!みたいになったのが切なかったですね。名誉って怖い。
オッペンハイマー自身は原爆について「後悔していない。だが、申し訳ないと思っていないわけではない」というふうに言ったり、「わたしには答えがなかった」と言ったりしていた。日本に訪れたことはあるけど、広島と長崎には訪れなかった……という感じで終わり。うーん、まあ確かにな……。戦争終結に導いたが、大勢の人を殺した……。
結構がっつり原爆後の映像を流してたな。今までもいろいろ見てきたけど、ここまでがっつり原爆の被害を流すの初めてかも、と思った。

家に帰る。家事して夕飯作る。お好み焼き。うまし。Aは体調はマシになってきたけど、喉がまだ痛いらしい。「赤子に風邪うつってないかな」と言っているので「え~じゃあマスクして抱っこしたら~?」と言ったら怒ってた。あははははは!マスクはしてください。
風呂入ってU-NEXTでいろいろ見てから寝る。ライブ映像とかもあって楽しい~~~~見たいものしかねえ~~~。

赤子が寝てる隣でテレビ見てたんだけど、妊娠中も同じような構図でテレビ見てたな~と思い変な感じになった。内蔵HDDが外付けHDDになった感じ。

応援があると人は強くなる。例外なくわたしもそのはずです。