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欧州旅行記⑥

驚いたことに前回の記事を書き始めたのは8月の頭だった。学校が終わり夏休みが始まったばっかだ。ところがどっこい今日から後期が始まった。眠りに眠らせた旅行記は2日目にして6話。約1ヶ月間の旅路を書き終える頃には何話になるなんて知る由もない。


凱旋を見終わると日が暮れ始めていた。limeに乗り再び移動。次なる目的地はエッフェル塔方面。舗装されていない石畳は乗るのに一苦労だ。limeだけでなくいま日本で話題のUber eatsと同じ会社が行なっているUberでスケーターを借りた。これも街に転がっていた。夜の街並みを風を感じながら走るのは気持ちが良かった。肌寒さも忘れ街の綺麗さに見惚れていた。

ルーブル美術館を回り、ホテルの方へと戻った。ホテルの周りは相変わらず賑わっていた。
夕食はガレットを食べることにした。惣菜クレープだ。

これぞ美味。チーズの酸味を卵でまろかやにしたこの味はめちゃくちゃ美味しかった。
ホテルに戻り、もう少し軽くご飯を食べた。雰囲気の良いこのホテルはもう一度、泊まりたいと強く思った。

翌朝は早めに起きた。私はベルギーへの移動が控えていた。それと同時にももはもベルギーに遊びに行くらしく早朝にホテルを出るというのだから見送りに行った。また、日本で会おうと約束しハイタッチをした。

まだ、日が上り切っていない街へコーヒーを片手に散歩へ。散歩がてら近くのスーパーでパンを買い、ホテルへ戻り朝食。

10時ごろにホテルを出た。そのタイミングで飯田くんと会えた。がっしりと握手を交わしお互いの安全な旅路とまた日本でと言葉を交わした。

相変わらず、薄暗く雰囲気の良くない地下鉄に行き、決して柔らかくない座席に座った。パリ北駅を目指した。チケットを購入しホームへと向かった。ここが最大の難所であった。乗るべき電車が全くわからない。電光掲示板を見てもどれが正解なのか分からず、チケットを片手に駅員に話しかけた。人集りの中で電車を待ち新幹線に乗った。指定された座席に座った。
また、帰ってくるパリにしばし別れを告げた。

特にやることもなく。座って早々に隣の人に話しかけた。英語で話しかけると日本語で返してくれた。めちゃくちゃ安心した。日本語でたわいも無い会話をしベルギーに到着した。

風が強く、天気もあまり良く無い。ホテルへと向かった。時間にしてお昼の3時。にしては薄暗さがあった。チェックインを済ませ荷物を置き軽く昼寝をした。今回は4人部屋だ。しかも全員ドイツ人。上の人のイケメンに話しかけると優しく答えてくれた。が、口調が早くなにを言ってるかわからなかった。おすすめの観光地を聞いたら隣のベットの女性に聞いてくれた。その人は知らないと素っ気なく返してきた。しかし、目が覚めると彼女がスマホを見せてきた。友人に聞いてくれたらしく観光地を教えてくれた。その画面を写真で撮り和訳した。

昼兼夕飯を買いに街へ出た。近くのスーパーを調べた。強風が1人の寂しさを強調してきた。
ビールとおつまみを買い、ホテルへ戻った。

夕飯を食べ終え部屋に戻るとタイミングよくイケメンが外へ出てきた。どこに行くのか聞くと夜の夜景を見に行くと言っていたので小休憩を挟み再び街へ出た。

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