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コロナ禍を通じて感じたこと~その②~

昨日、新卒1年目の時の上司と飲みました。リクルートに新卒で入社したのですが、僕は全然売れない営業で、、、今思うと、プロとしての覚悟が決まってなかったですね。学生気分が抜けず、めちゃ怒られてました。

そんな上司と10数年ぶりに会って飲んだのですが、成長したねと大変嬉しいお褒めのことを頂きました。特にこの2年間のコロナ禍を色々と聞かれて、答えていたのですが。

最後の方に「コロナに感謝しているか?」と聞かれました。僕は「感謝している」と答えました。あれだけ2年前、コロナ禍になった当初は絶望していたあの状況にです。

では、どういった面でコロナに感謝しているのか。それは強制的に「経営者としての覚悟」を持たされたからです。コロナ禍の半年前に社長になったのですが、僕は創業社長ではないので、まだ甘い部分が今思うとまだありました。

それがコロナになり、売上が激減し、月に何百万という赤字の状態で、本気で倒産の2文字が頭をよぎりました。何とかしないといけない、何とかするしかない、そんな状況でした。甘さをすべて捨てるしかない。

そこから簡単には話せない色々な取り組みを経て、今を迎えており、完全に当社はコロナ禍を乗り切ったといえます。でも、根底にあったのは経営者としての覚悟であり、覚悟を伴った判断や取り組みだからこそ、うまくいったのだと思います。

かなり抽象的な話ですが、そういった意味で「コロナに感謝してる」という心境に至っております。ここから100年企業を目指すにあたり、ここまでのピンチはないと思いますし、これを乗り切ったことは個人としても企業としても大変自信になりました。自分たちの力を信じて、ここからまた新しいステージに向けて戦っていきます。

大変貴重な経験をこの2年間させていただきました。

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