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調子の悪い時にカーボーイを聞くと癒される

ここ最近はミナミの飲み屋で眠くなるまで飲酒するか爆笑問題カーボーイを聞くだけの生活を送っている。あんまりライブにも行っていない。人が密集しているとしんどいから、調子の悪い時は行く気になれない。

僕は定期的にそういう状態になっちゃうから、死ぬまでこうなのかなあ、と思って気が滅入ってしまうことがよくある。まあ生きているからしょうがないのかもしれない。

酒飲んで寝て起きたら死んでたみたいな死に方が理想なのだけど、そうそう簡単に死ねるわけもないから、やってらんねえと思いながらひたすら飲酒している。

そういう時にカーボーイを聞くと、爆笑問題の安定感は素晴らしいなと思う。身の回りにどんなことがあっても、最終的には笑いに変えて、いつも楽しそうにしている。そんな二人のラジオを聴くと、僕の悩みなんて大したことないような気にもなる。

カーボーイにはそうやって何度も救われてきたし、今年に限っても元気になれる回が何度もあった。

おそらくラジオ好きの間で一番話題になったのは、太田さんが小山田圭吾の炎上について語った回だろう。

その回については以下の記事に書いているので、よければ読んで欲しい。


その他に個人的に好きなのは、太田さんがメンタリストのDaiGoの炎上について語った回だ。

テリー・ギリアムのドン・キホーテや猫を例にあげながら、命の価値を測る行為について語っていて、ラジオ好きの間で話題になってた。

ただ、この回に関してはそれよりもコーナーで太田さんが軽く触れていた話の方が印象に残った。

確か友達がいないことにコンプレックスをもっていたリスナーが、平静を装って生活を送っていたのに、無神経な教師にそのことを指摘されて激怒した、という自虐ネタのメールを読む流れで太田さんが話した内容だったと思う。

わかる、そうだよな、俺も高校生の頃は友達がいなくて、学校では一言もしゃべらなかった、だけど家族とはふつうにしゃべっていて、学校生活のことはひた隠しにしていた、親も馬鹿じゃないから、俺の学校生活のことを気づいていたのかもしれないけど、俺の口からは言えなかった、よくいじめられっ子は親にいじめられていることを言えない、というような話をするけど、そりゃあ言えないと思う、だって言ってしまった瞬間から、家族の中で自分はそういうやつになってしまう、自分が消えてしまう気がする、と、いうような話だった。

これを聞いた時、本当にそうだよなあって思った。別に友達の話に限らなくても、そういうことを思うことはよくある。

自分で自分を消すのはなによりも辛いことだから、絶対に言わないし、言えない。たとえどれだけ分かり切ったことでも、たとえそれを言わないことで関係に亀裂が生じてしまったとしても、やっぱり言えない。

たとえ言わないことがどんな結果を招いたとしても、自分で自分を消すよりはましだと思ってしまう。

その気持ちはとてもよく分かる。


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