Over drive

そういえば、本を読んでいると、正確には小説を読んでいると、音が聞こえる。それは、漫画もそうなんだけど。

この人はこういう声なんだろうなっていうそういう音。

地の文にも音があって、音というより声音。本を読んでいる人は聞こえないんだろうか?その音が。

自分だけの音だから、きっとそれはいろんなアニメだとかドラマとかこれまで目にして聴こえてきた声からの選択なんだろうが。

音楽も割とセットで、音楽を聴きながら読んだ小説はそれがテーマソングになったりするんだな。

この本は随分と前に大学時代に読んだ本だけれども、新興宗教の話だったと思う。このときに、よくKinKi Kidsのアニバーサリーを聴いてたら、もう、イントロ聴いたら、すぐにこの本のことを思い出して、割と囚われるというか。話自体はもう断片的にしか覚えてないんだけれども、それでも刑務所内での警察官と囚人とのやりとりの情景が現れる。

コンサートで聴いてもこれなんだから、恐ろしいな人の記憶って。詩というより、曲で聴いてるからかもしれないけど。

社労士の法律関係の本も、せめて声くらいついてくれたらいいのになあ。


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