御礼


本日をもちまして、輪廻の風は完結致しました。

今日までの長い間、僕のような素人の書いた物語をご愛読してくださった皆様に、心より御礼申し上げます。

note通じて繋がることのできた全ての皆様に、深く感謝しております。

身近な人には恥ずかしくて打ち明けた事がありませんが、僕は幼い頃から空想をするのが好きでした。

僕は幼少期より自分の頭の中で物語を空想し、それは20歳を過ぎても密かに続けておりました。

その空想によって誕生した物語が、輪廻の風です。

20代前半になった頃、その物語は僕の頭の中で一旦完結しました。

その頃の僕は、人生における生き甲斐を見つけ出す事ができず、惰性で生きる毎日でした。

そんな日々を送る中、ある日突然、無性に何かに挑戦したくなる様な衝動に襲われ、ウズウズとし始めたのです。

そして僕は、今まで頭の中で思い描いていた物語をなんとか形にして、世の中に発信していこうと決意し、去年の7月よりnoteにて投稿を始めました。

しかしお恥ずかしながら、僕は今までの人生において、小説など読んだことはほとんどありませんでした。

小説の何たるかを全く知らず、何の勉強も対策もせず、自分の感性だけを信じて、独自の手法を用いて執筆活動をスタートさせてしまいました。

そのため投稿を始めた頃は、文章を書くという慣れない作業に悪戦苦闘し、試行錯誤を繰り返していました。

頭の中では書きたいことが浮かんでいるのに、適切な表現方法が分からず、頭がパンクしそうになったことも何度かありました。

自分の文才の無さに悲観し、落ち込んだことも何度もありました。


しかし、しばらく執筆活動を続けていると、徐々にコメントを頂戴する機会が増えていきました。

僕は本当に驚きました。

こんな拙い文章を読んで下さった上に応援までして頂き、僕の書いた作品を面白いと評価して下さる方が現れるだなんて、夢にも思っていなかったのです。

皆様からの温かいコメントは本当に涙が出るほど嬉しく、とても励みになりました。

感謝してもしきれないくらいです。


お陰様で、思ったより時間はかかってしまいましたが、何とか最後まで楽しく書き切る事ができました。

達成感もありますが、その反面で、なんだかちょっぴり寂しさも感じています。

いつかこの輪廻の風が書籍化され、映像化され、もっと幅広く世の中に知れ渡ってほしい。

身の程知らずなのは重々承知ですが、今はそんな見果てぬ夢を見ています。

noteを通じて、僕は文章を書くことの面白さに目覚めました。

笑われるかもしれませんが、小説家になりたいという大きな夢を見る事が出来ました。

まだまだ燃え尽きた感じが全くしないので、しばらくしたらまた新しい物語を書いていこうと思います。


最後になりましたが、皆様本当に今までありがとうございました。

そしてこんな僕ですが、改めてこれからもよろしくお願い致します。

今年も残すところ僅かとなり、段々と寒さが厳しくなってきましたが、皆様体調にはくれぐれもお気をつけて、ご安全にお過ごし下さい。



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