先輩の背中

先輩というものを意識し始めたのは中学生になってから。小学生の時は年上のお兄さん感覚だった。

中学でサッカー部に所属した。1学年30人越え。総部員は3学年で90名以上。いわゆる強豪校に入った。

小学校のお兄さんとは違い、"怖い"という感情を抱いたのが最初だ。笑顔を見せるのは同級生と話している時だけ、後輩の前では鬼の表情だった(笑)

僕が3年生になったら絶対面白い先輩になろうって思ったのを今でも覚えている。

中学の先輩はそれでもたくましく、サッカーがうまくて憧れの存在であった。県大会、東海大会、そして、全国大会に出場した姿を間近で見てきて、先輩のようになりたいと強く思った。

2年生になっても同じで全国に出場したくましく戦う姿に感動していた。

サッカー部を卒業して離れる時の先輩は次のステージでの活躍を誓い、つぎはエコパ(高校選手権の決勝で使われるスタジアム)で会おうと言い合う姿は本当にかっこよく憧れであった。

高校に入ってもやっぱり2個上、1個上の先輩はカッコ良かった。大学でも続けて頑張る先輩、社会人サッカーを続ける先輩など、次のステージへのワクワク感を感じることがあった。

でも、大学では違った

教員採用試験を受け、合格した先輩方は、卒業の時、不安そうな顔をしていて、このままで大丈夫かなぁ、4月から教員かぁーなど、ワクワクとは真逆のモチベーションを持っているように思えた。

教員を目指すためにこの大学に入ったと思うと尚更疑問で、なりたかったんじゃないの?って思ってしまっていた。

なんでだろう、しっかり4年間学んでいるはずなのに…

原因がわからずにいたが、3年生の教育実習後に少し分かった気がする。

強みが無く、何をどう頑張ったらいいのかわからない。そして課題に直面した時の不安。大学での学びをどう活かせばいいかわからない、もしくは大学での学びが全く活きない。もっと教員に必要な能力は大学では学べていない。現場ではもっと異種な課題がある。

などなど、これがワクワク感を消しているのではないかと思った。

不安はあってもしょうがないと思うが、ワクワクがないのが問題だと思っている。

少しでもワクワクしながら社会に出ていける人を増やしたいし、増やさなければいけない。

そういった意味でも「横のつながり」にはかなり大きな効果があるのではないかと思っている。
ワクワクを見出す力も大切だが、純粋にワクワクしながら次のステージに行けるように探究していきたい…。

〈追伸〉

横のつながりに注目し、新たなアクションをします!

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