教員養成に思うこと

もうアクティブラーニングという言葉を、少し前の言葉と感じる。1年生の時にアクティブラーニングという言葉を学んだ。アクティブラーニングとは能動的学習のこと。

少しすると主体的・対話的で深い学びというフレーズが流行る。

そんな中、大学での講義のほとんどは一方的な講義型の授業だった。対話的な学びを織り交ぜる先生もいるが一部。これで学生が教壇にたってアクティブラーニングを実践できるのか!って思っていた。

でも僕らは大学生で、提供されるだけの学びだけではそれまでしか成長しなくて、大学プラスアルファで学ぶ必要があると考えた。自ら学ぶ姿勢が大事じゃないか。東北芸術工科大学の山崎先生の話を初めて聞いた時、一方的に話しているのにめちゃくちゃ内容が入ってきて学びがあった。つまりスタイルは大きな問題ではなく、話し手の能力と、聞き手のモチベーションが大事なのではないか。学ぼうという姿勢を学生自身も持ててないし、話しての先生も伝えようという意思が足りないのかもしれない。それでもやはり、教員採用が決まって、卒業時に不安を持っていくのは問題だ。

講義においても、指導案わざわざ講義を丸々使って読む必要もなく、現場に出てからも読むことができる指導要領や、実践と結びつかない知識の暗記ではなく、今必要な多面的・多角的な視点や、地域との関わり伴走力、地域のリアル、連携のあり方、実践者の考察と課題、コーディネーターの役割、悩み、課題を知る必要があって、それを学ぶことでさらに教員のあり方がまた違って見えてくる。まさに学校外との関わりや、協働力の大切さが本当によくわかる。

いい授業とは?や、いい学校とは?という問いを4年間で一度も聞いてない。大切な土壌のようなものを見落としている気がする。

それによって、地域連携って何するの?コミュニティスクール?なんで地域?って他専攻の学生が言っている現状は間違いなくまずい。教育について話すことが
意識高い系」と思われるのも大きな問題。センターのための勉強しかしできてない人の強みが全くない。まるで外の変化に教員養成が追いついてないない。

と言っても僕の力で教員養成を変えるのは本当に難しいし、合意形成にならず敵を増やす。なんと言ってもあまりいいスタイルを思いつかない笑

なのでSCHで学んだじゃんけんぽん理論を使って、外部から教員養成の改革の必要性を問うてきた。でもまだまだ何も起こせてない…

まだまだ微量だが、この記事を読んだ人が少しでも力になってくれたら嬉しいです。
一緒に深めましょう。

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