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アザゼルさんが呼んでいる

また漫画のお話。

最近読んでいる漫画が、「よんでますよ、アザゼルさん」。

この漫画のジャンルは何なのだろうか。一言で言えばギャグ漫画だ。しかしそこには少なからずファンタジーの要素、こう中2病的な要素も含まれている気がする。

主人公は(おそらく最初は)普通の女子と言う設定だった。そして、おそらく普通の人間では無いであろう奴が1人。さらに、魔界から呼び出されてしまった方々+α。

上の文を読んでいるとギャグマンガと言うよりはSFなのかなぁと言う気もしてくるが、実際の漫画の内容はほとんどがギャグだ。しかもほぼ下ネタである。

下ネタが多いのにはれっきとした理由があって、それについてはネタバレになってしまうかもしれないのでここでは言わないのだが、まぁこの設定だったらそれは下ネタも多くなるかなと言う部分もある。

また特徴なのが、基本的に悪魔なんてのは中二病と組み合わせてかっこいいもの憧れるようなものに設定するのが妥当なのだが、この話ではその設定を少しだけ残しつつも基本的には悪魔をかわいらしいものとして人間界に溶け込ませている。

まさにゆるキャラのような感じ。あくまで人間界で織りなされるギャグ漫画なので、メインが人間になれるように、最終的には人間の力がしっかり働いて悪魔をコントロールできると言う設定になっているので安心感がある。

2つの世界を設定していることで、シリアスが必要な場合に悪魔の世界の場面を呼び出して最後は人間界に持ってきてギャグで落とすと言う使い方もできるのだ。

まだ全巻読破していないので全てを読みきった感想では無いのだが、今のところ非常に面白い。基本的に自分は下ネタも含めてギャグ漫画が好きだし、この漫画の持つキャラクターの可愛らしさ、そしてギャグ漫画にはつきものであるがたまに現れるシリアスな場面ほっこりする場面なんかも自分にとってはバランスが良い。

ただ、どの漫画にもありがちなのだが、だんだんと主人公やその周りの人物に関する重要な設定が解き放たれていき最後はシリアスな展開になる、という予感がする。

最終巻が近づいた時にどうなるのかまだわからないが、ぜひとも最後までふざけ倒して、下ネタ多めで終わらせてほしいものである。

仕事も忙しくなってきているが、いつだって漫画は自分の心を癒してくれる。そんなわけで読書に戻ろう。


アザゼルさんが呼んでいる。

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