物憂げな6月の雨、薙ぎ倒す7月の雨
今週も雨が続くが、今月の雨は先月とは様子が違うように思える。
6月の雨はなんだかジメジメして、鬱陶しいような雨だった。
一方、7月の雨、今週の雨は容赦ない。今日もニュースでは雨の被害が流れていた。年々自然災害が増えているような気がするのは、果たして気のせいなのだろうか。
今日の雨が止む頃には、明日という日も終わっているだろうか。
基本的には家と職場の往復が続く毎日なので、雨が降ろうがなんだろうがあまり生活に変化は無い。ただ、そんな単純な往復でさえも、雨のせいで少し不便になってしまう。
そう、傘である。
人間は基本的に雨に打ち勝つ術を手にしていない。傘なんていうのは原始人が葉っぱで雨風を凌いでいた頃から全く進化していないのだ。
一応他に雨に立ち向かう手段として雨合羽というものがないわけではない。しかし、たとえば今日の外の様子を見る限り、合羽が傘ほどの市民権を得ているとは到底思えない。
やはり傘に比べると合羽は圧倒的に利便性が劣る代物であり、どんなにその機能を強化しても使われない限りは雨に対する解決策とはなり得ないのが現実である。
そんなことを考えながら傘をさしながら歩いていくのだが、まあ道が狭いのなんのって言ったらない。要は自分が傘をさしているときにはすれ違う人も同様に傘をさしている人が多いわけで、傘2個並列ではすぐに道が埋まってしまうのだ。
この狭っ苦しい感じに心までどんよりしてくる。
ただでさえテンションが下がりがちな雨の日に、傘のせいで追加で萎えてしまう。これは非常によろしくない。
今日は夜更が近いのでここらへんにしておくが、傘なんていらなくなるくらいの大胆な解決策を誰かに発明して欲しいものだ。
ノーベル賞取れるんじゃないかな。