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ただただコツコツと日々を積み重ねている「サウナしきじ」

みなさま、言わずと知れた、聖地の「サウナしきじ」。サウナの虜になる前から存在は知っていた。もちろんいつかはという気持ちはあった。突然その日が来るとは想定外の出来事だった。
昨年サウナを勧めた知人から誘われ、その友人を含め4人で車で行くことになった。サ友仲間うちでは、「いつかみんなで行こう!」と話していたのでちょっとだけ申し訳ない気持ちに。でも、先に行って体感し、みんなで訪れる時にアテンドを買って出ようと。
朝、10時に集合し、真冬らしくからぬ暖かい日差しに包まれ、道中の景色を楽しみながら東名高速で「サウナしきじ」へと向かう。雄大な気持ちにさせてくれるお馴染みの富士山は雲で山頂が隠れていた。あと少しで到着という時に、「登呂遺跡」の看板が目に飛び込んできた。せっかくなので立ち寄る。登呂遺跡は、昭和18年に発見された遺跡。意外に最近と思った。今から約2,000年前弥生時代後期の集落の姿が、住まいと水田の区域で再現されている。その場に立つとただただ生きていた時代を懐かしむような不思議な気持ちになる。

昼過ぎに「サウナしきじ」に到着。すぐさま2階に上がり昼のラストオーダーに滑り込みアジフライ定食でお腹を満たす。この定食に優しい水を感じた。食事&リラックススペースも男女別。4人に来たが心静かにサウナソロ活動。食事を済ませ、少々の休息。待望のサウナへ。サウナに入る前に体を洗うためのシャワーの水の優しさに驚く。初めて体感したその水の優しさに感動する。まずは韓国式の「薬草サウナ」。室内は60℃ぐらい、床からも蒸気が上がっている。薬草の香りを含んだ湿った空気に包まれすぐに大量発汗。昼下がりの日差しを浴びながら天然水水風呂へ。そして、「フィンランド式サウナ」こちらは70℃ぐらい。ゆっくりと熱さを楽しんで天然水水風呂へ。優しい水に全身を包まれ「気持ちいい」と思わず口に出してしまうほど。この上ない幸せな気持ちで心が満たさせる。いったん、2階に上がり休息をし、再びサウナへと。ストイックまでにもただただサウナを楽しむ。

昭和61年に開業してから、「幸せな気持ちで心を満たした人」はどんなに沢山いたのだろうか。「ととのう」という言葉を使われる前から、「サウナしきじ」ただただコツコツと日々を積み重ねている。なんと素晴らしい。「サウナしきじ」と向き合い私もそうありたいと心から思う。そして、また幸せな気持ちで心を満たしたい。




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