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楽天的思考入門~音ゲーをより一層楽しむためには?~

※この記事はKBD合同アドベントカレンダー企画・3日目の記事となっています。今までに公開された記事はこちらから御覧下さい!


 こんにちは、KBM2年・てぃーです。
 今回はKBD合同アドベントカレンダー企画ということで、自分も1本記事を打たせて貰いました。お題は読んで字の如く、楽天的思考についてです。色々とトピックどうしようか考えてたんですが、機種毎に何書きたいかまとめている際に「これ全部俺のメンタルに助けられてるんじゃね?」となり、全てを包含する記事を書く発想に落ち着きました。AC歴1年半で培ってきた音ゲーへの向き合い方、楽しみ方を皆さんにお届けできれば嬉しいです。
なんとこの記事、文字だけで構成されております。あえてね
分量少なめではありますがどうかお付き合い下さい。

サムネイルは必要だったのだろうか


・あなただれ?

 先ずは知らない人向けに自己紹介から。自分は高1からモバイル音ゲー(CytusⅡ、beattube(!?)、バンドリ、arcaea等)、入部とほぼ同時にCHUNITHM、昨年の春にbeatmania IIDXを始めました。音ゲー歴4年半はKBDにしては結構短い気もします。
実力としてはまだまだ上級者には程遠いのですが、ゼロからスタートした機種の成長速度には結構自信があります。というか、上手いかどうかに関わらず自分のプレイングには自信を持つようにしています。

そんな自分がKBDに入部してから今まで大切にしている第一のポイントは

自分の音ゲーに向き合う姿勢に自信を持つ


 これめっちゃ重要です。皆さん、KBDに加入してから周りが上手すぎて自分の存在意義を見失ったことありませんか?結構そういう嘆きを耳にして胸が苦しくなっちゃいます。
 確かにこのサークルは異常です。いい意味で。ウニはメイン機種じゃなくてもレート17だし、ボルテは学生証と同じ感覚でインペリアル持ってるし、弐寺は皆伝から始まるゲームであることが当たり前のように錯覚してしまう。一度この空気に囚われてしまうと、催眠ガスを吸い込むが如く道が眩んでしまうことも仕方ありません。
 かく言う自分にもそういう時期がありました。15の鳥出したって17でS出したって12にイージー点いたってどうせ…などなど。人と一緒に音ゲーをプレイしたいと思う以上、どうしても他人の実力帯に目がいってしまうことは避けられないと思います。そんな苦し~~~~い中で色々自分なりに目標立てて取り組んでるうちに、大事なことに気が付きました。

「俺、人に褒められるために音ゲー始めたんだっけ…?
     いや、自分が上手くなるためだったよな。」

…文字に起こすとなんかバカっぽいんですが、このことを思い出せたの結構偉かったなと思います。ほかの人がどれだけ上手くてもそうでなくても、結局は自分が成長するためにこのサークルに来た。そのためにより上手な人から貰えるものを貰って、同レベル帯とはとことん競いながらゲームそのものを楽しみ、後続には意識や技術を分け与えながら自身も享受出来るものを受け取って伸ばしていこう…そういった姿勢に辿り着ければしばらくは大丈夫だと思います、しばらくは。その先はまた行き詰まったら考えましょう。

 さて、この気付きを得た上で次は当然練習を積んでいく訳なんですが、何事も上達には苦悩がついて回ります。それらを払拭するために重要な二つ目の意識はこちら;

僅かでもいいのでその日成長出来た点を探す

 何か明確な成果が出ているに越したことはないのですが、基本的に1日で急成長!という日は珍しいものです(要出典)。「今日何も良いリザルト出なかったな…」「無駄なクレ積んじゃったな…」と感じる日もありますよね。
 そんな時は1日1日でその日どんな力がついたか、どんな苦手分野を克服出来たか、出来なくても兆しが見えたものはあったか等を思い出してみましょう。
 「1曲全体を通して集中出来るようになった!」でもいいし、「体力がついた」「ハンドスピードが上がった」、果てには「その日音ゲーをプレイした」もアリです。どんなに些細だったり役に立ちそうにないことでも構わないのでとりあえず整理して心にしまっておく。それをするだけで、長期に渡って上達を見込みたい時に楽な気持ちで臨むことが出来ると思います。

 例えば自分がウニで14+全鳥を目指していたとき、当時の自分は譜面研究の存在を知りながら碌に実行せずひたすら降ってきたノーツに対して手を動かすことを続けていたので、早く譜面研究の習慣付けを始めないとなぁと思いながら悶々とプレイする日々を過ごしていました。(見たまま押しばかりしてるとどこかで成長出来なくなると思っていた)そのような意識から切り替えが上手くいかないまま続けていたことで必然的に集中力や決定力が落ちたり、それまで達成出来たことに感じていた喜びも薄れ、気持ち的に苦しい期間が続いたのを覚えています。発展途上にありがち
 そこで、「今日は高難易度をいっぱいやったから次やる時はもっと体力に余裕をもって通せるようになるだろう」だったり「いつもに比べて内部精度上がってるな。合間合間に精度狙いにも挑戦してみるか?」など、自分を奮い立たせる方向に1日毎のポイントを見つけていくことでモチベーションを保つ発想に至りました。この時はどちらかというと受動的にこの行動を始めたんですが、結果自分には向いてそうだなということで今でもポジティブに自分の成長を俯瞰することは続けています。

 あと、余裕があったらメモにまとめたりするのもいいかもしれません。言葉にしておくと後で見返したときより確かな感覚で次につなげることが出来ます
自分は面倒臭がりなのでリザルトをツイートするとき一緒にくっ付けちゃってます、いつも長ったらしい文章載せちゃってすみません

次のポイントは…

自分が苦手な技術・認識を"伸び代がある"と捉える

 鍵盤力無いなあ…この配置降ってくると認識できないなあ…そんなときは発想を変えてみましょう。これから然るべき練習を積めば意味不明に見える配置も将来は押せるようになったり、見えるようになったり、部分的に捌けるようになったりします。ほんとか?ホントです。今いるプロとかKBDの上手い人だって、最初は見様見真似で譜面に食らいつくところから始めて各々の道を進んでいったはずです。ということは、あなたも…?
 冗談抜きで、誰もが上手くなるポテンシャルを秘めています。そこから力を伸ばしていくためには、ただの悲観よりも自分を前へ前へと進める方向性で自分の可能性を見出していく方が遥かにためになる、と僕は思っています。「出来ないこと」ではなく「出来るようになるであろうこと」として要素を捉えていくと、ポジティブシンキングにつながるのみならず自分の成長段階を細分化して見定めることが可能となり、次のステップへのより強固な足場づくりを助けてくれるはずです。

次がラストになります。そのポイントはこちら!

上手な人の意識を収集してみる

 これ、KBDだからこそできることなんですが…
 このサークル群、御存知の通り、ほとんどの機種には現在必ずトップレベルの先駆者が存在しています。3つ目のポイントで説明した通り、彼ら彼女らも上達の意識づくりは一から組み立て、彼ら彼女らなりのロードマップを敷いてここまでの道を歩んできています。どれくらい覚えているかに差はあれど、上手い人から教えてもらうポイントほどお役立ちが保証されてる情報ってなかなか得るのが難しいです
 ただもちろん上達の仕方には個人差がついてまわるので、バラエティに富んだ視点を養っていくことが重要だと思います。なんとこのサークル、どんな機種でも最低3人くらいに意見を乞うことができてオトク!(すごい)アクティブなものによっては10人とかザラにいるので心強い情報を沢山集めちゃいましょう。KBD部員のあなたは、理論上無限に上手くなれる。おめでとうございます(?)

おわりに
 ここまでお付き合い頂きありがとうございました、何か刺さるポイントはあったでしょうか?KBDというイカした環境だからこそ、より高い場所を目指して音ゲーすることは楽しくもあり、継続の難しいことでもあります。末永い音ゲーライフに、書き連ねた意識がお役立ちとして効果を発揮してくれれば幸いです。

 文字に起こすの苦手すぎてとんでもなく伝えるのが下手になっちゃった、あとは実際に対面したら紹介します。それでは!

2023/11/28
KBM14th(2年) てぃー

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