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3月に読んだ本

3月も3冊だった。

ひらめき教室 「弱者」のための仕事論

漫画家松井優征さんと、デザイナー佐藤オオキさんの対談形式。この二人はきっと常に「こうしたら面白くなるだろう」っての考えていたり思い付いたりするんだろうなと感じる。

本書を読むキッカケになったのは、松井優征さんの漫画を成功に導くためのテクニック的な話をネットで読んだことでした。「計算で成功する」ということがとんでもなくよく分かる話で、何かしら人に向けて作ってる人には特におすすめです。


たった1日で声まで良くなる話し方の教科書

たまに本屋に行ってなんとなく目に止まった本を買うということをしているんだけど「1日で声がよくなるってどういうことだろう?」と思って買ってみた。

スピーチテクニックや会話術など盛りだくさんで、ここに書いてあることが意識できると信頼感が増しそう。1日でよくなるのかはわからなけど、すぐ実践できるようにまとまってて読みやすかった。


銀河英雄伝説〈3〉雌伏篇

言わずと知れた銀河英雄伝説。実は読んだことがなくて、ちょっとずつ読んでいる。

3巻目の本書は、要塞同士の戦いを描くわけなのだけど、物語が動き出すまでが体感でめちゃ遅だった。はじめの3,4割くらいは登場人物の役割分担の話が延々続いていて…なまじ登場人物が多いもんだから挫折するかと思った。

実際「銀英伝 挫折」でググったし笑。そしたら「登場人物いっぱいいるけど、重要な人物以外のことは忘れてオケ」って言ってる人がいて、なるほどなるほどそういうもんかと。読み終わってから振り返ってみると、多くの小説などでは名前のないモブキャラにも名前がついてるからわかりにくさを出してるんだなと感じた。

とっつきにくさはあったけど、査問委員会からはじまり、要塞同士の戦いはとても面白かったです。同盟・帝国、それに自治領の事情というか政情というか、徐々に明らかになってきて壮大さを醸し出し始めてきました。次の巻につながるような終わり方だったので、この先も楽しみです!

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