自分が思ってた自分と、全然違った場合

営業という職種になって、3ヶ月が経とうとしている。

学生時代、わたしは自分が「人のことを思いやれる」「周りを見渡して俯瞰的に考えられる」人間だと思ってたし、実際授業のグループワークでもバイトでもそんな役割をしていた。

そして、「好奇心を持ってなんでも楽しめる」人間だとも信じていた。「精神的体力もある」と思ってた。

でも、この3ヶ月でそれが全然違ったかも、と思い始めている。

自分は、自分のことしか考えられなくて、実は他人・自分が好きじゃないことなんて興味ないのかもしれない。だから、目の前のことしか考えられてないのかもしれない。

そんな怖さが、わたしをずっと責める。

考えれば考えるほどそれは真実で、考えてるフリしてるだけで本当はこれどうでもいいかも。なんて思ってくる。

自分の思考の浅さに嫌気がさして、もうなにもかも投げ出してやめたくなる。上手くいってた時の自分を思い出して、傷を舐める。やっぱり現実上手く行かなくて、やめたくなる。

逃げ出したくてしょうがない気持ちと、それでもまだ未来の自分を信じたくなる気持ちがぐちゃぐちゃで。

口角を上げて、目尻を下げて、笑うフリ。自分の泣きそうなくらい浅い思考と恥ずかしい気持ちは奥歯を噛み締めて隠す。そんなのばっか上手くなっていく。

楽しい?と聞かれて楽しくないなんて言えないから。

だから、いまは前の職種の人に会いたくない。こんな自分が、惨めすぎるから。

プライドばっかり高くなってしまって、いまのうちに砕かれとくのはいいことだと思ってるけどやっぱり逃げ出したくなる。

誰かに頼るのも下手で、怖い。見限られるのが、怖い。

自分が思ってた自分と、今の自分の乖離がすごくて、身動きが取れない。

もがいてもがいて、たどり着ける場所はどこ?



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