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3月26日「3.19 みんなでつくる党記者会見」とマスコミが報じない理由

 大津綾香党首のみんなでつくる党の経緯説明会では、立花孝志前党首側から同党に対する破産申し立ての開始決定を受け、それを不当な目的としたうえで、主に立花前党首による4つの不正について、ネットの視聴者に向け、公表を行った。

① 党の赤字経営と、2019年11月と2021年11月の二度に渡って行われた、政党交付金を担保にした、YouTube視聴者からの年利5~10%の11億円の借金(出資法違反)
② 立花孝志前党首による貸付金名目の3.5億円の巨額資産流出
 みんなでつくる党の顧問弁護士である豊田賢治氏は、立花氏が特別代理人を立てずに無利子・無担保で党のお金を持ち出したことが利益相反取引に当たるとしている。
 立花氏は2022年の参院選に際して「ガーシーの立候補費用に充てた」と説明し、ネットでは候補者買収罪に当たるのではないかと言われており、そのうち2億円がガーシーに渡ったとされ、また、複数の人がガーシーとそのバックである浪川会の関係者が逮捕されている状況を踏まえ「警察や検察がこのお金の流れを捜査している」と発信しており、同会見では、立花氏が選挙ウォッチャーちだい氏からの質問に対し、「返済できないから自己破産するしかない」と回答したことを紹介。

③ 立花氏が党の政党交付金で、娘に月20万円ずつ支払ったり、息子の新橋のマンションの家賃に充てていることが利益供与に当たる。
 また、立花氏は党の政党交付金を自らが住む六本木のマンション(駐車場代含む)の家賃に充てたり、党職員が住む新橋のマンションの家賃に充てている。
 さらには立花氏の元交際相手で、今も大変つながりが強い、司法書士である加陽麻里布(かよう まりの)という女性に対して政党交付金から月200万円を支払っていたが、党の内情を知る大橋昌信元副党首によれば「相(あい)見積もりも取らず、仕事量も少なく法外な金額」としている。また、同氏と同じビルに事務所を構え、同氏にマンションをプレゼントするなど、同氏と親しい間柄である某公認会計士N氏が経営する東京フィナンシャルにも同党の政党交付金から多額のお金が支払われており、さらには同党所属(当時)の夏目亜季荒川区議は収支報告書作成名目で、毎年16万5000円を同事務所に支払っていた。

④ シャンパンタワー 2000万?(5000万?) / 1日
 同会見では、立花氏とつながりが強いエンリケという人気キャバクラ嬢が勤めていたアールズカフェでのシャンパンタワーのための巨額の出費を指摘しており、立花氏の免責決定が下りない可能性がある。

 また、大津党首は、立花氏は党をわざと破産させようとする意図があったのではないかと話す。
 つまり、NHK党に多額の借金を背負わせたり、立花氏個人が党から多額の借金をして、お金を抜き出して、自分であったり、「ひとり放送局」や「ネット選挙」といった自分の会社にお金を移動させていたのではないかと指摘する。
 これはアクセスジャーナルの山岡俊介氏が指摘するような、彼らの常とう手段であるダミー会社の株価を不当に釣り上げて、株を売り抜ける手口に近く、大津党首にとって自らの政党とはいわば「ダミー政党」と呼べるものだったのである。
 
 大津党首は、立花氏自身が証言する動画を交えて、立花氏の不正を紹介していたが、会場に来ていたのは、つばさの党所属で、立花氏から「下僕(しもべ)裁判」というスラップ訴訟を起こされた杉田勇人氏と、大津氏を応援する名物ユーチューバーで、指先一つで巨漢の荻津伸輔氏をダウンさせたことでnoteでは「寿司太郎神拳」で有名になった「スッシー」こと寿司太郎氏であるが、東京商工リサーチと帝国データバンクの社員と東京スポーツの記者が出席したものの、大手マスコミは会見場に現れなかった。

 
 この現状について、立花氏ら旧執行部による収支報告書の虚偽記載を指摘したことで、立花氏から訴訟を起こされていて、NHK党から都知事選などで立候補した服部修氏は、党の不正を暴く大津党首の行動には正義があるが、NHK党の正当後継者になるのではなく、「みんなでつくる党」という全く別の政党にしてしまったため、世間からは乗っ取りと見られており、マスコミもそのように見ていて、立花氏側にどんなに悪いことがあっても、マスコミが立花氏寄りに報道し、大津氏側を全く報道しないという現実があるのではないかと分析しており、自分がアドバイザリーをしていればこうはならなかったと話す。
 これには2018年の立川市議選で2カ月ボランティアに入ってくぼた学氏を支援して当選に貢献し、2019年の参院選で政党要件に貢献した私も同感で大賛成であり、つまり、現実的に、明ヶ戸(あけど)亮太氏など、大津氏個人が選んだ人材(私・大津氏を支えたつばさの党の黒川敦彦氏・大川宏洋氏などは排除)や、党員や職員など、大津氏個人を慕う人たちが結集しただけの大津氏側の「みんなでつくる党」には、私が立花・大橋氏に協力して国政政党を実現させた2019年当時の民意は「全くない」のである。

 国政政党でありつつも、国会議員が一人もおらず、民意もないため、マスコミに全く相手にされず、世間的には乗っ取りと見られて批判も多いのが現状である。

 しかし、立花前党首は自らの不正を指摘したこの日の会見に対して全く反応できなかった。丸1日以上経った20日の午後に武田邦彦氏と吉野敏明氏とのスリーショットのサムネの動画をアップロードして、武田氏に媚びるために、(武田氏と対立する神谷宗幣を攻撃する)オウム真理教のような気持ち悪い歌を狂ったようにえんえん歌っていたが、大津氏側の説明会に対しては全く反論していない。

 この日のみんなでつくる党の会見に反論しているのは、福永克也弁護士とかようまりの氏だけであり、福永弁護士はネパールあたりから動画を撮っていて、経緯説明会を債権者説明会と誤表記して、動画タイトルに事実ではないことを書いているが、同会場には債権者は出席していないし、入れない。 
 
 また、言っていることもめちゃくちゃであり、「大津氏は寄付を受けた実績があるのか」みたいなことを言って「寄付を受けた実績がないからダメだ」みたいな話をしていたが、実際は川上量生(のぶお)氏という、ものすごい大金持ちを味方につけて、支援を約束してもらっているから、この上ない実績があることは間違いなく、完全な印象操作であり、ネットの世論をコントロールして、非常に多くいるチャンネル登録者に対して印象操作をしている。

 むしろ、福永弁護士と親しい立花氏の方こそ怪しい。なぜなら、川上量生氏という支援者がいる大津氏とは異なり、立花氏は、国政選挙で同氏に10億円出すと言われているビックスポンサーの名前を出せないためだ。
 そのビックスポンサーは声すら公の場で発しておらず、つまり本当に存在するかわからない。なぜ福永弁護士はそれを指摘しないのか。全く公平ではないのである。
 かようまりの氏のnoteは長くて読めないが、かよう氏に関しては元交際相手が表に出てきて、その件について彼女が全く反応していない時点で、私やみんなでつくる党側も彼女に反応する必要は全くない。
 山岡俊介氏が紹介した元交際相手によれば、同氏が面接を務めたパチンコの攻略法の闇バイトに若いかよう氏が応募してきて、彼女を不採用にして帰した後で、そのかよう氏から電話がかかって来て「雇ってくれないんだったら付き合って」みたいなことで繋がりが始まって、裏の世界の人たちとのつながりが始まったというようなことを「アクセスジャーナル」という信頼がおける一流のジャーナリズムのYouTubeで暴露されており、そうした自らの件について全く反応せず、自分にとって都合のいい、他の事柄だけに嚙みついてきても、みんなでつくる党や私も「全く」反応する必要はないということになる。

 残念ながら、寿司太郎氏いわく立花氏に近い「士業ルート」とされるこの2人の意見に関しては、私は全く聞くに値しないと思う。
 確かに彼らにはフォロワーやYouTubeのチャンネル登録者など、たくさん支持者がいるため、ネット世論を操作することは簡単だが、私は「みんなでつくる党」側が出した情報は重要であると思うし、それを検察・警察も見ており、検察・警察がそれを捜査に役立てていく可能性があると思う。
 福永弁護士が「出資法違反ではない」とか、「不正と違法の違いはなんだ」とか、「不正の定義はなんだ」みたいなことを言っていたが、それはそう思うのは勝手だと思うが、どらえもんさんというベテランのジャーナリストみたいに「出資法違反で捜査が始まっているという情報がある」と言っている人もいて、元副党首である大橋昌信氏もそのように言っている。
 大橋氏は「政党交付金を担保にした借金で東京地検が捜査をしている」と言っており、その真偽は私にはわからないが、立花氏はかつての部下からのこの発信に対して、半年近く経っても一切反応、反論していないため、両論併記で考えなければならないと思うが、私個人は、山本一郎氏や望月宣武弁護士が言うように、出資法違反の可能性は十分あると思うし、当時の上杉隆氏も、堀江貴文氏もそういう認識だったし、預り金をしている。

 当日は、立花氏からのスラップ訴訟を戦う一私人のサーファーTAKASHIさんとNHK党の山田信一さんが会場ビルの外で配信をして、大津氏と親しい杉田勇人氏・寿司太郎氏・選挙ウォッチャーちだい氏が中に入って会見を聞くことができたが、やはり同党は「公党というよりも、大津綾香氏個人」という色合いが強く、公党としては極端に閉鎖的な部分が確かにあり(大津氏を批判した私や黒川氏、宏洋氏が来ても入れない)、やはり乗っ取りと見られてマスコミが来ないため、世間から公平な評価を得られるのはちょっと難しい。

 福永弁護士やかようまりの氏にはツッコミどころが山ほどあるが、「みんなでつくる党」も乗っ取りというふうに見られて、マスコミが見に来なかったというのはある。

 ただこれは警察・検察から見れば動かぬ証拠となり、立花氏が全て本当のことを言っているかどうかまで分からないため、裏付け捜査が必要であり、そこをやっていくということになる。
 そして今まさに破産管財人が党の会計の調査をして、これも立花氏は逃げられなくなっており、元いた豊田賢治弁護士が破産による解除後も再び党の弁護士に就くことを認められたため、大津党首側から破産管財人に弁護士同士で正しい情報を伝えていく。
 
 そして経緯説明会で出た証拠が当然破産管財人も見ているから、それが破産管財人に行くことで、破産管財人は状況を把握でき、収支報告書が一番ブラックボックスになっていて、これは党の監事である宮川氏も、党員だった服部修氏も指摘しており、藤倉氏の言う「架空金銭貸借取引」があって、債権者は本当はいないのではないかと考えられ、破産管財人がそこにどこまで切り込んでいけるかが注目されるが、服部氏は収支報告書から不正を見つけるのは難しいて言っており、私もそう思う。
 そのためには大津党首はNHK党と関係している全ての人たちを味方につけるべきだったと思うが、すでに破産管財人が入っており、最も強い権限を持って調査ができ、参院会館の中に入れるため、伏魔殿もなくなって、その中にいる党関係者を洗いざらい調査でき、不正があれば警察、検察にすぐに通報できるという状況である。
 NHK党の支持者は「破産管財人には不正を追及する権限などない」と言って、暗にNHK党が不正をしていることを認めているようにも取れる。
 確かに破産管財人はお金の流れだけしか調査せず、逮捕する権限はないかもしれないが、当然通報はできるのである。
 立花氏は自らの財産が回収されたり、不正が暴かれるため、破産申し立てによって墓穴を掘ってしまったが、立花氏側から大津党首側にダメージを与えるにはこれしかなかったし、大津党首側は「破産開始決定」のニュースだけが大手マスコミに報道されてしまい、「破産」のイメージがついてしまったため、未だにマスコミの目は厳しい。

 今回の経緯説明会で、立花氏の不正が赤裸々に発覚してしまったが、もっと色々あって、たとえば、党の元役員である粟飯原美佳氏が収支報告書を作成して、弁護士や公認会計士でなければなれない登録監査人ではないにも関わらず監査までやっている(政治資金規正法違反、公文書偽造)。
 最近、服部氏もYouTubeでこの問題に言及しているが、これはもう致命的であり、ここからいろいろと突破口になっていくと思う。
 
 もちろん服部氏が、収支報告書の虚偽記載の証人である信時(のぶとき)氏をYouTubeに出したことも突破口であり、そのため立花氏は服部氏を訴えていると思うが、信時氏が出て、しかも大阪検察庁まで行っている。
 これによって徐々に動き始めて、伏魔殿、服部氏の言うパンドラの箱、小切手にクローズアップされていく。
 監事の宮川氏もいろんなことを知っているので、服部氏と宮川氏が協力すべきである。裁判がもし大阪ではなく東京でやることになってしまったら、宮川氏と会って善後策を話した方がいいと思う。
 宮川氏も党の会計と収支報告書の問題を精査していて、「立花氏は全ての会計書類と通帳を渡したら、自分が捕まることをわかっている」と言っており、内情を把握しているので、服部氏と宮川氏が組めば、不正の解明が進んでいくし、そこに破産管財人が、彼らの情報を公正に聞いてくれる状況があれば、お金の流れの調査は進んでいくだろう。
 服部氏は大津党首ともコラボしており、ここは一致協力して、破産管財人に情報を出して、全てのお金の流れを洗い出して、財産を回収していくということだと思う。

 ただ、私個人は大津党首側ではなく、私を支援する方や、大麻大師氏は大津党首に対してもかなり懐疑的に見ており、世の中も「乗っ取り」という目で見ている人も少なくなく、服部修氏が指摘するように(服部氏自身は大津党首を応援していても)、マスコミがそう見ているため、そうなってくるとやはり私個人は完全に中立である。
 その見地から両者にとって良くなるような提案をしていくということである。大津党首側だけが良くなるというのはちょっと難しい。
 マスコミから乗っ取りだと見られていて、マスコミが大津党首側の報道を全くやらなくなっており、東スポなどは明確に立花氏寄りの報道をしているので、両方を立てることによって大津党首側も立つということであり、大津党首側だけを立たせていくと、これはもうどんどん「乗っ取り、乗っ取り」となって行くため、立花氏がどんなに悪くても…逮捕されるところまで行けばいいが、全然行かないし、当然乗っ取りだと思っているマスコミも報道しないし、警察の捜査も進まず、いろんな人が立花氏に会ってしまう。武田邦彦さんだったり、吉野敏明さんだったり、場合によっては日本保守党も会うかもしれない。

 経緯説明会に関しては、20日に私と同じぐらいNHK党を見てきたM氏とも話して、一つ重要なことは、立花氏が13億円使ったとか、これだけ借金をしたのは、前の選挙の選挙費用を返済するためみたいなことを言っているが、M氏が言っていたのは、立花氏は選挙で使ったことだけをアピールして、それで11億円を借りて、選挙費用の返済に充てたとか、そういうことを言うけれどもそれはおかしいと。
 立花氏は選挙で儲けているわけだから、政見放送で選挙区に全員立てたり、大橋氏みたいに供託金300万円が戻ってくるケースもあれば、ポスター代で儲けているケースもある。原価1円とか10円ぐらいのポスター代を何百円で公費負担してもらっているわけだから。
 あるいは政見放送の公費負担もあって、それで2.3億円儲けて、それを堀江政経塾と青汁王子の秘書が代表取締役を務めるD2Cキャンプで山分けしているわけだから、そういう儲けている選挙を言っていないというのが、M氏の主張である。
 大津党首側は「赤字経営」と言って、立花氏は「前の選挙で使った費用の返済に充てた」と言っているが、立花氏は選挙で儲けている。「ネット選挙株式会社」にたくさん億単位のカネが眠っている。
 それは立花氏のドル箱である。もちろんそれ以外でも齊藤議員と浜田議員に毎月100万円ずつ支給されている調査研究広報滞在費(文書通信交通滞在費)、つまり歳費以外の二議員の調査研究費、月200万円は立花氏のお金になっていて、それは会派を通しているから脱税にならないとネットで言っている人がいるが、それにプラスして「ネット選挙」のお金がある。
 松田美樹氏が辞めたにも関わらず、夫で「ネット選挙」の代表取締役である松田亘氏がまた声明を出しているから、これもどういう動きになっているのかわからない。
 あの説明会だと「立花氏は赤字経営だった、自転車操業だった」と。
 その通りだが、ただ「お金が消えている」と服部氏も言っている。「お金が抜かれている」と。M氏もそれを言っているということだが、「選挙で儲けてるんだろう?」それをなぜ言っていないんだ、なぜ選挙費用のために返済したことしか言わないんだと。
 政見放送の公費負担で2.3億円も儲けているだろう。選挙をやるだけで儲かるんだろう。ポスター代、ガソリン代入ってくるんだろう。供託金だって法定得票に達したら返ってくるんだろうと。そういう話をしている。
 そういう視点が足りないという話をして、それは大津党首側が足りないというか、立花氏が正直に言ってないんじゃないかと。
 その儲かっている部分がどこに行ったんだと。そこも含めて洗いざらい調べていかなければならない。
 ここから破産管財人が、大津党首側が出した動画を見て、より切り込んでいく。当面は立花氏が住んでいる六本木のタワマンであったり新橋コンシェリアはもう住めない状況になると。損害金が発生してる状況だ。
 そこからどんどん資産を抑えていくこという流れになると思う。
 経緯説明会は、大津党首が本当によく戦ってきたと思うし、豊田弁護士も大変だったと思うが良かったと思う。ようやく客観的な証拠を出せたと。
 ただこれをマスコミが見てもいないので、そこが問題だと。
 東京スポーツやデイリースポーツは見たかもしれなから、そこから徐々に広がっていくことは考えられるし、共同通信も大津党首側の勝訴、軍配が上がった代表権裁判で齊藤氏側の訴えが棄却されたことを報道していたので、これで軌道に乗っていくと思う。
 ただ私は、破産管財人の財産回収は大津党首側よりも立花氏側で始まっていくと思う。そしてM氏が言っていたように儲かってる部分もあって、そこを強調していかなければならないと。公費負担が党の外にある「ネット選挙」に入っているんだと。党に入るべきお金を外に隠している。そういった視点も付け加えたい。
 




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