地方自治体の現状と住民意識①

「自治体ガチャ」
今時、住むところが選べない・・なんてあり得ない!でしょうか?
今住んでいるところに不満があれば
違う所に引っ越せばいい。
それは一つの道理ですが、
独身ならいざ知らず、
職場があり、学校があり、
家族がある。
例えば、親の代からのしがらみや、財産・・
住宅ローンのことだってある人が引っ越すことは
洋服や文具を買うような簡単なことではないはずです。

簡単に引っ越せないけど
住んでいる自治体によっては
凄く損してたり、得することが色々あります。

例えば、国民健康保険は「自治体が運営している」ので
当然、保険料は自治体で異なっています。
年収400万円世帯の保険料は
広島市が年間約63万円=月額約5万3千円
東京23区は年間約35万円=月額約2万9千円
こんなに違っているのです。
ひょっとして全国一律だと思っていませんでしたか?

自治会費も
住む地区で異なります。
東京世田谷区では年間2,400円ですが
年間2万円程度・・という地域が主流?のようです。
さらに
自治会に入れてもらう入会金がゼロもあれば
60万円という滋賀県草津市矢橋町森脇町内会という場所もあります。

公共交通費も住む場所によって格差はもちろん
バス停まで1時間・・なんて地域は全国に何万か所と存在しています。

住むだけで
必ず支出せざるをえない金額が
あまりにも差がある自治体問題。

東京港区の中学の修学旅行がシンガポールと発表されて
区が一人40万円の補助を出すというニュース。
ここまでいくと
もうそろそろ
自治体間格差の是正を
ふるさと納税という
小手先で片づける段階ではないと感じています。

まずは
簡単な課題を提示させて頂きました。
noteを使ったことないので
感想とか頂けるのか?
全く不明ですが
まずは漕ぎ出してみようと思っています。

ちなみに
私は、地方都市の議員を1期経験した者です。
その経験から
今後、もう少し突っ込んで書いていきたいと思っています。
#地域格差
#国民健康保険
#自治体

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