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小石川植物園で花を愛でたメモ

 
 やっほ〜アラサーです。お決まりの挨拶だった「アラサーオタクです」から「オタク」が抜けるくらいには、自分の心の離れ方を感じる今日この頃。自分の心を大切に、と思う反面で、自分の心ってどこにあるんだろうなあ〜と考え始めては、たぶんSNSの悪い意味で海に溺れているので、時々はこうしてちゃんと自分の気持ちを言語化することをやめないでいたい。脳みそを動かさなくても勝手にぶち込まれてくるものが多すぎるし、年々脳細胞がプチプチと潰れている気がする。

 家にいると呼吸するかの如くスマホを触ってしまい、背中が丸まるのに比例して呼吸が浅くなっているな、と言う感覚。朝ドラ「らんまん」に遅れてドハマりし、心削れる俗世から逃げるかの如く、先日は小石川植物園にいき、存分に空気を吸ってきました。

万太郎さんが演説したところですね

 東京都内の一角にこんな広大な植物園があるなんてもっと早くに知っていれば良かった〜〜入園料ワンコインで好きなだけ楽しめるのもありがたいです。さくさくすたすた歩いても2時間半はかかった。ウォーキングにもうってつけだな。

これからツツジが見頃の季節
「ソメイヨシノ」といってもたくさんの品種が
あじさいの赤ちゃん
花びらが透けている
ちいさきいのち、愛
オオリキュウバイ(大利休梅)
菜の花見て「美味しそう」って思うのだけは反省
番外・近所の土手のスノーフレイク
ユキヤナギ
イワヒゲというちいさきいのち

 まだまだ花の見分けはつかないトンデモビギナーのわたしだけど、気候から春を自覚して花開き始めた花々を見るだけで大変心癒される時間だった。連れ立って来ているマダム達がめちゃめちゃ花に詳しかったりするのに聞き耳を立ててながら歩くのもまた趣。桜が綺麗な時期だったのでお花見目当てのお客さんが多かったみたいだけど、園内には所狭しと植物が植えられていて、ゆっくり観たい時には1日あっても足りないかもしれない。

 1人で植物園散策など何をしてんだ…とおもうけれどドラマ視聴の効果もあり植物園効果もあり、道端で子供の頃からよく見かけていた花達への解像度と愛がぐんと上がったのもとても良かったです。

 グッズ販売をしている柴田記念館では牧野博士が描いた「ヤマザクラ」のポストカードと、日光植物園のバイカオウレンで作った栞が買えました。冬の寒い時期に咲く花なので、今頃の時期までしか買えない貴重なものだそう。朝ドラファンには大変嬉しいお買い物だった。

 春は暖かくて柔らかくて大好きだけど、気候の変化と環境の変化でどう抗ってもなかなか元気でいられないのがちょっとつらい。悩むこと失望することちょっとイラっとすることばかりで「生きづれ〜!!!」って叫びだしそうになるけど、こうして花がたくさん咲く季節だから、やっぱり好きだな〜とおもいました。ピクニックとかしたいです。

 息が詰まりそうになった時、また再訪したい。四季の花々を楽しみたいです。いい場所見つけちゃいました。

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