しんどい話

正直、しんどくない?あ、ごめんわたしだけかもしれないけど。ちょっとしんどくなってしまった話なので、こういう人もいるんだな〜って思って聞き流してください。

なにわ男子を応援しています。関西Jr.時代の現ジャニーズWESTさんを応援したのち、関西の後ろの方〜にいた子をしばらく自担にし、その子の背中を見送って、今の場所に落ち着きました。

最近ちょっとしんどくて、言葉にしたら少し落ち着くかもなあと思ったので、文字にしてみました。このもやもや〜した気持ちをたまアリ前に成仏させます。だらだらと冗長に話ですのでてきとーにすっとばしてやってください。

しんどいこと そのいち。

昨年10月になにわ男子が結成されて、半年ちょっと。その知らせは寝耳に水で、雑誌の早売りから知らされることになった。そのメンバーに阿鼻叫喚するタイムラインを眺めながら、関西はどう変わるんだろうなと期待と不安に襲われた。けれども、なにわ男子ができた時、ああようやく、関西も関東と同じ土俵で戦わせてもらえるグループができたんだとも思った。仕事をもらえて、前に出させてもらえて、デビューへの道を歩ませてもらえるグループ。去年のあけおめコンの作りの粗雑さを思い出せば、こうしてユニットが作られていろんな人に目をかけてもらえるということがいかに大切なことかと2018年秋頃〜2019年あけおめにかけて思わされたわけで。私にとってなにわ男子は希望だった。けど、周りの空気はそうではなかったよね。メイン4への想い、ファンキーへの想い、いろんな気持ちが棘になって、なにわ男子は容赦なく攻撃される存在になった。何か大きな仕事が舞い込むたびに、敵を増やしているようにすら見えた。悲しかった。私にとっての希望が、全否定されているように思えた。私は確かに当時のメインやふぁんきーたちのことを一番に応援していたわけではないから、こちらの気持ちが分かるか?と怒られて仕舞えば何も言えないんだけど、たくさんの言葉、強い風当たりの中で「ここまで来たら7人でデビューを目指したい」と語ってくれるメンバーに心が痛んだ。後を追うように結成されたりとるかんさいやAぇグループはなんだか温かく迎えられている気がしたのに、なんでなにわ男子は常に矢面に立たされ、冷たい目で見られなければいけないんだろう?推されるって、そんなに悪いことなんだろうか? しんどい。

しんどいはなし そのに。

デビューってなんだっけ?デビュー組ってなんだっけ?って、最近全くわからない。地上波の歌番組に出ても、地上波のドラマに出ても、冠番組をもらっても、たくさん雑誌に載っても、彼らはあくまでまだジャニーズJr.だ。

我々おたくが勝手ながらも持ち合わせていたデビューへのメソッドというかロジックみたいなものが通用しなくなってしまったと、おもう。この子は多分遠からずデビューするんだろうなっていう勢いやオタクの熱はなんとなくにも感じるもので、多少メンバーが予想と違ったなとおもうこともありつつ、それでもそれは確かに実現させることが多かった。次デビューするのはここのグループ、ここの界隈だろうという空気は絶対的にあった。

けど今はどうだろう?たくさんのグループが切磋琢磨するなかで、それぞれの色が、それぞれの力があり、どのグループも「人気急上昇」「デビューに近い」なんて言われるようになって、それぞれに大きなお仕事を掴み取って。次はうちのグループがデビューするんだって声は聞こえても、それはどれもオタクの願望としか聞こえなくなってしまった(あくまで主観)わたしだってなにわ男子にデビューしてほしい。今の7人の若さ、力、きらめきをそのままにデビューを掴み取ってほしい。でももし今7人がデビューすることがあれば、彼らがどれほどのものを背負わなければならないのかと思うと多少ゾッとする。

実力があれば?再生回数が伸びれば?雑誌が重版されれば?テレビに出られれば?ラジオに出られれば?大きい会場でコンサートができれば?どの階段を登ればデビューに近づけるのか?デビューできるのか?わからなくなってしまった。ただただ与えられるものにお金を払って、私たちは大好きなユニットがデビューするためにこれだけお金を使ってこれだけ盛り上がっています!!次デビューするのはうちのグループです!!!ってただただ消費し消費され続けているように思う。だから疲れてしまったし、だからしんどくなってしまったし、必死になりすぎる気持ちがヒステリックな層さえ生み出し、あんまりくだらないことでオタク同士がいがみ合うのを見るのもしんどくなってしまった。うちの子たちはこんなに努力しているのになんでデビューさせてもらえないの?って。デビューが全てじゃないよ、いろんな道があるんだし、これだけ仕事があるんだし、何よりもみんな頑張っていて素敵でかっこいいじゃない。そういう理論ももちろん分かる、でも本人たちが「デビュー組とJr.には大きな壁が確かにある」「絶対にデビューしたい」「7人でつかみとりたい」って言うんだもん、叶えて欲しくなっちゃうし、叶える姿を見てみたいじゃん。全部しんどい。

もうよくわからない、なんでもいいからデビューさせてくれよおじいちゃん。ここまでこんなこと書いておいて、じゃあ見なければいいじゃん、という、それまでの話。すこしだけ距離を置いてみようかな、と思います。嫌いになったわけじゃなくて、その熱の渦の中から、気づいたら振り落とされてしまっただけで、もしかしたらまたその渦の中に入り込めるかもしれないから、外側からゆっくり眺めてみることにします。今日も大好きなみんなたちがゆっくり幸せに眠れる世界でありますよう。おやすみ。

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