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k-1 3月21日「K'FESTA.4」DAY.1注目カード


 k-1でK'FESTA.4と言う最大のビックマッチが、3月21日と3月28に2週連続で行われる。今回は、まず3月21日の注目対戦カードを述べていく。

注目対戦カード

 一つ目の対戦注目カードは、小澤海斗 選手vs篠塚辰樹 選手である。

まず小澤海斗選手は、リーチがそこまで長くないが、瞬発力やスピードがありリーチが長い相手にも、距離を潰すのが上手いのである。それで、ミドルからのコンビネーシュンや膝からのコンビネーションがとても滑らかで、特に飛び膝の出すタイミングが絶妙で相手にダウンを奪う事ができる器用な選手である。また打たれ強い選手に対してパンチで倒すこともできるから、パワーも兼ね備えている。だが最近は、打たれ弱さが目立つようになってきたから、そこが心配である。
 篠塚辰樹選手は、RIZEと言うキックの大きな団体から、k-1と言う団体に移ってきたのである。これは、他団体で活躍していた選手がk-1でどのくらいのレベルまでいけるのかという面白い見方ができる。この選手は、元プロボクサーだけあって、パンチのハンドスピードがとても早く、パンチで相手をダウンさせる事が多い。ストレート、フック、アッパーのコンビネーションが抜群で、相手を開始僅かで試合を終わらせることのできるパンチに定評がある選手である。
 この戦いは、お互いスピードが速く1発のパワーがあるから少しでも、距離の取り合いや、ディフェンスでのミスで試合が終わってしまうドキドキ感が味わえる試合になるのではないだろうか。

 2つ目の対戦注目カードは、村越優汰 選手vs芦澤竜誠 選手である。

村越選手は、テクニックで戦うタイプであり、相手のパンチをいなしたり、絶妙なタイミングで膝や三日月蹴りを入れたり、カウンターを狙うのが得意な選手である。村越選手は、スーパーフェザー級のチャンピオンの武尊選手に対してパンチをほとんど貰わず、カウンターや膝蹴りをうまく当てる事ができるほどのテクニシャンである。判定では負けてしまったものの、あんなに武尊選手が追い詰められていたのは、京谷選手以来である。だが村越選手は身長が高い選手に対して、負ける事が多い、今回の対戦相手の芦澤選手は身長が大きいから、少し苦手なタイプではないだろうか!
 芦澤選手は、相手に対して、自分の思ってる事を正直に言って相手を挑発するから、ファンもアンチもたくさんいて、人気な選手である。この選手は、リーチが長く、動きが柔らかくて常に動き回るから、相手からしたら、パンチが当てずらいのである。それでいて、独特な軌道でパンチやキックが飛んでくるトリッキーな選手である。今まで、練習をまともにしておらず、試合に挑んでいたらしいが、最近だと練習を一時間全力で練習に励んでいるらしい。確かに無駄に3時間4時間やるより効率がいい。昔までは、フィジカルの強い選手に圧力で押されて負けてしまう事があったが、最近の試合だとフィジカルの強い選手にダウンを奪い勝つ事ができる選手になってきたのである。昔までは、とても細身の選手であったが、最近だと、少し筋肉質になっておりどこまで強くなるか楽しみな選手である。
 この対戦は2回目であり、前回は村越選手がボディーを効かせて、パワー、テクニックの面で上回って判定で勝利を収めたが、今回の対戦は芦澤選手が変わった姿を見せれるか、それとも、村越選手がまた勝利するのか楽しみな戦いである。

3つ目の対戦注目カードは、山崎秀晃 選手vs不可思 選手である。

 山崎秀晃選手は、遠い間合いから、回し蹴りや、かけ蹴りを得意としており、チャンスができたら、パンチをぶん回すのである。この選手は、パンチの破壊力がおそらく、k-1のスーパーライト級で一番ある。だか、ディフェンスが上手い相手には、パンチをぶん回すぶん当たらない事があり、少し苦戦する事がある。普通であれば、細かなパンチを入れた方がパンチが当たりやすくなるが、この選手は、お構いなくぶん回すのである。それが、この選手の魅力である。
 不可思選手は、インファイトで殴り合いを得意としており、パンチを貰っても倒れてもガンガン前にでて、まるでゾンビみたいな選手である。この選手は、1発のパワーはそこまでないがコツコツとパンチを当てて倒すことのできる選手である。
 この試合は、山崎選手のパンチの破壊力で不可思選手を倒す事ができるのか、はたまた不可思選手はコツコツとパンチを当てて倒す事ができるかの試合になるのでないだろうか!


4つ目の対戦注目カードは、江川優生 選手vs椿原龍矢 選手である。

 江川優生選手は、パンチの破壊力が半端なく人ってこんなに簡単に倒れるのと思わせるくらい衝撃が走る。この選手は、フック系とボディー打ちを得意としている選手である。
 椿原龍矢選手は、アウトボクシングを得意としており、自分がパンチを打って、相手がパンチを打とうとしたら、もう違う位置にいるから、相手からしたら、的が定まらないのである。それでいて、相手が入ってこようとしたところ、前蹴りやジャブで入らせない技術をもっている。ここまでアウトボクシングが完成されている選手はなかなかいない。
 前回ノンタイトルで両者が対戦しているが、その時には、椿原選手が江川選手の得意な距離に入れさせず、判定で完封した。前回の試合は、江川選手が親指の骨を骨折しており、万全ではなかったのであるが、今回は万全な状態である。今回の試合は、椿原選手の前回同様、アウトボクシングのテクニックで勝つか、江川選手の圧力とパンチの破壊力で勝つかの試合になるのではないだろうか。

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