大東大ナイター5000m

夏の成果を試すレース。

結果は14’05”71 (2’45-2’48-2’49-2’53-2’50)

どんなコンディションでも自己ベストは出せると思っていたのに、最低限の結果にとどまった。かなり悔しい。

合宿でかなり充実した練習が積めたのと、東京は残暑があるので、合宿後2週間は練習の質は抑えた。5000mに向けた実戦練習は1週間前に1回だが、本当に調子が良く、地力がついていることを確認できた。この時点では、自己ベストは絶対に出せてどこまで上乗せできるかを考えていた。(欲が出てしまい結果的に前半落ち着いてレースを運ぶことができなかったのは反省)。

1週間前の状態から、変に調整するよりこの状態で臨む方が結果が出るのではないかと思い、これといって調整はしなかった。質の高いジョグを中心に週200km程度走り込んだ。東京での生活でこのくらい走っていても、疲労の蓄積と回復が釣り合うので、そこは確実に成長した点。

不安要素としては、試合3日前から結構な頭痛があり刺激走が想定より悪かった。ただ絶好調ではないにしても、好調の範囲内だったので、それほど気持ちには影響しなかった。

本番は雨で良いコンディションとは言えなかったが、チームメイトのVictorが1周67”で引っ張ってくれる予定だったので、とにかくそれに着くことだけを考えた。

Victorは常に後ろを見ながら、また自分の脚がぶつかるのを気にしてなのか(身長183cmでなおかつ超ストライド走法)、常に2レーンを走って僕たちを鼓舞してくれた。

Victorのペースメイクは完璧で、3000m通過は8’22”。このままのペースでは押し切れないと思い単独走に入った。レースをまとめることに切り替えられたのは良い点だと思う。今までは気持ちが切れて爆死するレースが多すぎた。意気込みを差し引いたら、コンディションの割にまとめたレースという評価になると思う。

1週間前に同じくらいの調子だった利典さんが13’57”でVictor除いたらチームトップ。(Victorはラストだけ上げて13’44”。”very easy”だったらしい)。短い期間の過ごし方で先にいかれてしまって悔しい。少し調子を落としてしまったこととか、当日の位置どりとか、Vaporfly4%とNext%の差とか(笑)、ちょっとしたことが積み重なって数字に出てしまった。

強いチームに入って素晴らしいと思ったことは、常に意識しあえるライバルがいること。文字にすると当たり前のことだが、中高大とチームのトップを走り続けてきた自分には初めての感覚なのだ。一緒に走るからにはまずは目の前の勝負にこだわっていく。そのこだわりを持った上で完敗してしまったので、次は負けないように練習していくしかない。利典さん自己ベストおめでとうございます。

また、雨が強い中だったが、会社の方や山岸さんと一色さんも応援に来てくれて、アットホームな雰囲気で気持ちよく走ることができた。大学で合同練習していた上智大学の後輩も残って応援してくれた。大東文化大学さんにはいつもポイント練習でトラックを貸して頂いているので、走り慣れた環境であることも大きかった。皆さまありがとうございます。雨の中、運営もお疲れ様です。

今後は11/3の東日本実業団駅伝と11/17の神戸マラソンに向けて練習していく。

実力で駅伝メンバーに入ること自体難しいし、マラソン練習もする中で出走できるかはわからないが、チームメイトとタスキを繋ぎたい気持ちは大きい。やるべきことをやっていく。

マラソンの方も、これから突き詰めていく上で数をこなしたいと希望して出場を決めたので、意図に見合った結果を出せるように練習していく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?