神戸マラソン
2時間17分52秒で10位でした。
ラップは以下の通りです。
外国人集団について行って、日本人トップを取ること、その上で何人格上選手に勝つことができるか。というプランだったが、それに及ばない結果だった。
スタート〜中間点まではキロ3’05〜10ペースの集団で走った。正直最初からマラソンにしては頑張ってしまっているという感覚。でもマラソンが久しぶりすぎて、この感覚が正しいのかどうかもわからず不安に思いながらついていく。
23kmあたりで、これ以上ついていったらやばいラインだと思い、単独でキロ3’25あたりで走る。そこからは長いこと単独走だった。
5kmごとのワーストラップで17’28だったので、レースが崩壊するレベルの失速は避けられた。しかし、ペースを上げていける余力はなく、後続の日本人集団の3選手に抜かれてフィニッシュとなった。
目標を達成する上で良くなかったのが、9月終わりに右の大腿二頭筋を痛めてしまったこと。それと練習復帰のタイミング。数日休んで走れる状態にはなったが、そこを庇って出力がうまくできない状態が続いてしまった。
故障というレベルではなく練習には支障はなかったので治ってからは当初通りのスケジュールをこなしていった。でも、マラソンを走るにはしっかり向き合うべき部分だった。走りの感覚のズレは長い距離を走る上では集中を妨げるし、エコノミー的にも積み重なるマイナスが大きかった。マラソン後の休養で妥協せずに治し切りたい。
ペースについては、最初から外国人含む集団についていくと決めていたので、そこにつけなかったのは実力不足に尽きる。ペースを落とすタイミングはベストだったと思う。超えてはいけないラインの感覚もわかった。
結果を見るとついていけなくなって垂れた、という印象しかないが、収穫は大きい大会だったと感じている。
まず、スタート時から快晴で気温16度以上と、秋冬マラソンにしてはかなり暑い条件だった。
距離走でもちょっと暑いと垂れてしまうくらいには苦手意識があったが、暑さによる減速はほとんどなかったと思う。
また、高架橋でのアップダウンが複数それなりにあったが、走りの切り替えはできたし特別キツイとは思わなかった。
練習から外的要因に対してタフでないと思う場面が多く、マラソンを本格的にやる上で不安に思っていたが、しっかりやっていけそうだという感触が掴めた。タフな人にとっては当たり前のことだが自分にとっては大きい収穫。
自分の自己ベストは初マラソンかつ唯一完走した2時間14分13秒というタイムだが、
そもそも東京マラソンという記録が非常に出やすい大会で、なおかつコンディションも最高、自分のコンディションもたまたま最高、ということで、当時の実力からするとこの上ないタイムが出てしまった。
“外的要因にせよ内的要因にせよ、どこかしらうまくいかない中でどれだけまとめられるか”というのがマラソンの本質な気がしているが、初マラソンにまとめたという感覚はなく、他の距離と変わらない感覚で行けてしまった。良くも悪くも。そういう意味では初めてマラソンらしいマラソンができたと思う。自己ベストに及ばなかったということではなく、ここから経験を積み重ねて少しずつ伸ばしていくという意識でやっていきたい。 ここが自分の現在地。
今回は思った結果が出せませんでしたが、GMOアスリーツに相応しい強いマラソンランナー目指してこれからも挑戦を続けていきます。
次は「ニューイヤー駅伝初出場初優勝」という目標に向かって全力でぶつかっていきます。
たくさんの応援ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?