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モーニング♪

朝、次女を最寄りの駅まで送り、少し早めに職場へと向かう。
仕事開始まで1時間の余裕があるため、近くの空いているカフェを検索。
レトロな洋館の蘭豆さんを見つけた。

でもどこかで見たことのある外観とお店の中のレイアウト。
地元に以前あった、『ボア』さんや今も沼津にある『バン』さんと同じ作りだった。お店の方に確認してみたところ、デザイナーさんが同じだったとのことだった。

それにしても懐かしい雰囲気。自分が小学生の時から母親と出かけていた『ばん』さん『ぼあ』と同じ雰囲気。昭和時代のレトロな雰囲気に、しばらく浸る。

Bセット コーヒー付きで660円🎵

モーニングを注文して、資料作りに取り掛かる。
こうやってパソコン1台で、どこでも、空いた短い時間でも、好きな仕事ができるというのは、楽しいし、幸せだなぁ(*^-^*)と感じる。

病院勤務中では、こんな風に心の余裕が取れなかった。
子育てもあり、いつも時間に追われていた生活を送っていた。
あの時も、もう少し自分にベクトルを向けて自分時間を作っていたら、心の余裕もあって、気持ちも楽になっていたのでは、と感じる。

どの年代も、『心に余裕を持つ』『自分時間の確保』とか、自分を大切にするとかは言われてはきたけれど、10台から40代半ばのころは、教育や子育てや仕事、人間関係に心を費やしていたから、なかなか自分を顧みるとか、内観する、瞑想といったマインドフルネスのようなことに目を向けるのって結構難しい。それだけ忙しい毎日なのだろう。
忙しいという漢字は、“心を亡くす”と書くから。

40代後半になってようやく、ひとりになる時間が増えた。
自分と向かい合って『自分は何をしたかったのか』『何をはじめようか』『これからどうやって生きていこう』などの人生の後半会議をする時間が
必要なように感じる。

空の巣症候群の回避のためにも…
*空の巣症候群
子どもが成長し巣立って、巣(家)が空っぽになってしまったことが、一種の喪失体験となり、寂しさなどを感じること
精神医学的にはうつ状態、うつ病の一種であることが多いものです。
私はこの空の巣症候群もまた、喪失によるグリーフであると感じている。


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