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乳がんになったときの話①

突然ですが、私は約2年前の2019年9月に右胸を全摘しました。

超初期、ステージ0と言われる非浸潤性乳管癌、乳がんでした。

外科的手術だけで、現在治療はしていません。

今回、私の乳がんに関することをまとめました。

体験談の一つとして、読んでいただけたらと思います。

※ 症状、診断、治療法等全て個人の判断、経験です。

もし、不安なことや症状がある場合は迷わず病院を受診してください。


発見から診断まで

私は20代の頃から左胸に良性の葉状腫瘍があり経過観察していました。

(大きくなるようであれば、とりましょう言われていました。)

2018年に出産し、授乳を終えた2019年の8月に

約2年ぶりに卒乳のタイミングで検診、マンモグラフィーを受けました。

マンモグラフィーで右胸を2回撮られたため、

「あれ?なぜ右胸??今度は右胸にもできた??」と嫌な予感。

しばらくして、先生に呼ばれマンモグラフィーの結果をみると

右胸には、パラパラと白い粒が写っていました。

「石灰化が見られます。少し集まっているところがあるので、

 怪しいので、細胞をとって検査をしましょう。」

と言われ長い針で胸の中の細胞をとりました。

検査結果は一週間後。これが8月の中旬。

左胸の葉状腫瘍の心配ばかりしていて、

右胸には自覚症状がなかったので、まさに青天の霹靂でした。

家に帰って調べてみると、「乳がん」の文字が…。

この細胞診から診断までの一週間は、本当に辛かったです。

検索魔の私が更に検索魔になり、最悪の最悪を考える私は

がんのステージや症状、抗がん剤の種類、生存率、調べまくりました。

祖父を肝臓ガンで亡くしていたので、そのイメージしかなく、

眠る子供の隣で、あと何年一緒にいれるのかと考え泣いていました。

本当にここが一番精神的に辛かった。。。

流石に食欲もなくなんか痩せましたw 


1週間後の検査結果は一人で聞きに行きました。

「悪性でした。」と、わりとサクッと乳がん宣告。

ショックでしたが、乳がんについて調べまくった私は、

「やっぱりな…」という思いしかなく、

ちゃんと診断されたことで、逆にほっとしました。

あることないこと想像してしまう宙ぶらりんのほうが辛かった。


その数日後にMRIとCTをしてさらなる検査。

幸いにも、超初期、または初期の乳がんでしょうと言われました。


31歳で乳がんになるなんて…と思っていましたが、

「今はしこりが無いが、これが10年くらいかけてしこりになって、

40代でわかる人もいる」と言われたのが印象的でした。

不幸中の幸いですが、早期に発見できて良かったと今は思います。


先生からは、がんの周辺だけを切除する部分切除を提案されましたが、

私は乳房全てを切除する全摘を選びました。

理由は、

①部分切除の場合、放射線治療が必要になるが、

 子育て中のためなんども通院したくない、できない。

②全摘したら右胸の局所再発の心配をしなくてよい

(全摘しても再発の可能性は0%ではないが、部分切除より可能性は低くい)

③悲しいかな胸のサイズ的に未練も執着もなかった。。。


心配性なので、残して心配して生きるより、

一日でもはやく全部取ってスッキリしたかったです。

左胸もいらない勢いだったので、

アンジェリーナ・ジョリーのように、

両胸をとってもらいたかったのですが、

保険適用外のうえ、その病院では手術してもらえなかったので諦めました。

ということで、最速で手術をねじ込んでもらって10日後になりました。

最初のマンモグラフィーから約1ヶ月後に右胸をとることになるなんて…。


②には手術からその後について


◎私が読んで参考になったサイト、SNSのリンク◎

国立がん研究センターがん情報サービス ー 乳がん

乳がんプラザ(江戸川病院 乳腺外科)ー あるあるQ

女性特有のがんに直面する人のためのピアサポート・コミュニティ(無料会員制SNS)ー Peer Ring(ピアリング)

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