1週間の振り返り(5/1~5/7)

1週間を振り返り、金曜日の夜または土曜日の朝にnoteに残すことにした。

毎日の振り返りをわざわざ記録に残す必要はあまり感じないし、むしろ時間の無駄でもあると思う。
もちろん、個人的な振り返りはした方がベターだろうが、あくまでもそれを第三者が分かる形で残す必要までは感じない。

しかしながら、1週間の振り返りは、ブログなりnoteなりに残すことには、大きな意義があるように思う。

僕は、第三者の目が働かないとだらだらしがちな人間なので、見られている可能性がある状態におくのは成長にプラスになりそうだ。
加えて、言語化することで、自分を客観視することが苦手な自分でも、多少はそれに近いことができる。

よって、毎日はともかく、一定の日数毎に日々を言語化することには、一定の意味があるだろうし、それ故に1週間毎に文章をつづろうと思う。

〇雑感

今週は七ヶ浜に行けたのがエモーショナルだった。
星のり店さんにもお会いできて、大きなパワーを頂いた。

10年前の七ヶ浜で観た光景は、3.11直後のあまりにも酷い惨状だった。
かちゃかちゃになった沿岸部で、七ヶ浜トライアスロンコースの丁度バイク周回に入るところにあったセブンイレブンが目印になって、自分がいる場所がかろうじて分かったぐらいだった。

しかも、それすらもセブンの基礎になっているあのレンガの残骸が目に入り、ぎりぎり認識できるという有様だった。

そんなあの頃に比べたら、今の七ヶ浜は見違えるほど整備された。
例えば、3.11直後には壊滅して全く跡形もなくなったカフェも数軒できていて、それはとても素敵なことだと思った。
七ヶ浜には、人が集まるカフェが重要でしょうからね。。。

とは言え、七ヶ浜・・・と言うか水産業に関わる方々の大きな課題も知った。
例えば海苔の不作の原因は、10年前の大津波や、2年前の仙台港周辺でのタンカーの重油漏れの際にはその危難そのものがそれだったわけだが、今ある危機はそうではない。
地球規模での気候変動に対して一水産業者ができることは限定的であり、その意味では今回は従来の時以上に、難しい問題をはらんでいるように感じた。

本業の方ですらすぐには答えが出てこない問題である以上、門外漢の自分にはできることなど全くないようにも思う。
ただしそれでも、消費者としてできることはあるだろうし、せめて関心だけは持ち続けたいと思った次第である。

〇読んだ本・観た映像作品など

・新しいウイルス入門

日頃のニュースを聞いていても、そもそもウイルスに対してのいろはも分かっていない以上、得られる知見が乏しいことに今更ながらに気付いた。
そんなわけで、読んだのがこの本である。

ブルーバックスは、自然科学系の知識を入れるのには最適だと再認識した。
専門レベルはともかく、高校レベル+アルファぐらいには導いてくれるし、その程度の知識があるだけでも、少しでも原理原則に近い位置で物事を見れる。
それはとてもありがたいことだ。

ニュータイプの時代

最近よくお目にかかる山口周さんの著書。

問題解決能力よりも問題設定能力を重視しているところが面白い。

要らない些末な問題の設定とその解答を、マーケティング&イノベーションというパッケージに込めて無理矢理売りつけてくる手法には、正直うんざりすることも多いので、その意味でも先ずは「何を問題とするか」は、現代においてはとりわけ大きな意味を持つであろう。
また現代は、その答えについてはテクノロジーが解いたり、解きやすくしてくれているので、問題を設定した上でどんどん行動していく人が報われやすいという背景もあるのかも知れない。

・二コマコス倫理学

これは読み始めたばかりだが、これからもずっと読んでいくことになるであろう本として挙げておく。

オーディブルで石川善樹さんの「フルライフ」を聞いたところによれば、
「フルライフ=充実した人生を得るためには、well-beingとwell-doingの重心を見つけるべし」
とのこと。

そして、この「well-beingとwell-doingの重心」をより深いレベルで見つけるために、ニコ倫を読むことにした。
残りの人生で、最高善というものを考えて追求していきたいし、そのためにはギリシア哲学が提示するテーマは、非常に本質的だと捉えている。

もちろん、この著作だけで何か人生が開けているとは思わないが、今日よりも明日、少しでもいい人生を送れたらステキだ。

そんなわけで、この本はめっちゃくちゃ推したい。
(まだ、ほとんど読んでないくせに(笑))

さてさて、今日は中身が薄い文章になりましたが、この辺にて。
ではでは。

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