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なぜ誕生日を祝うのか


「誕生日おめでとう!」
この言葉を聞いて、ありがとう!うれしい!
と思うだろうか。

それとも、もう歳なんて取りたくない。祝わないでくれ。
と思うだろうか。


世間一般では、誕生日はお祝いするもの
とされている。
日本では、初めての誕生日は1歳を祝う。

誕生日にはプレゼントを貰ったり、あげたり。
好きな食べ物や美味しい食べ物、はたまたケーキなんかを食べる人や家庭もいるだろう。


そもそも、いつから人は誕生日を祝うようになったのだろうか。

1.いつから誕生日を祝うようになったのか

現在では、個人の誕生日をお祝いすることは一般的になっているが、もともと日本には誕生日をお祝いする習慣がなかったそう。
海外においても、誕生日は神の生誕を祝う日として宗教的な意味合いが強いものだった。
イエス・キリストの生誕を祝う「クリスマス」などが代表的。

海外で個人の誕生日をお祝いする習慣がいつからはじまったのかについては定かではないとの事だが、15世紀のドイツでは、「キンダーフェスト」と呼ばれる子どもの誕生日会が行われていたみたい。

2.誕生日ケーキはいつから食べるように??

そもそも、「なぜ誕生日にケーキを食べるようになった」のか。実は、バースデーケーキの起源は、古代ギリシャの時代にまで遡るという。

古代ギリシャ人は、月の女神であるアルテミスの誕生を祝うため、月の形を模した丸いハニーケーキを焼いて、アルテミスへのお供え物とした。
このとき、ケーキに刺したろうそくに火を灯し、
月の光を表したそう。
このように遥か昔から、誕生日を祝う習慣があったことを考えると、誕生日がとても神聖で、特別な日だったということがわかる。

※日本で初めに誕生日を祝ったのは織田信長さん
(諸説あり。さん付けも褒めてね)


このように、海外からの影響で日本も誕生日を祝うようになったそう。

3.今回の記事を書こうと思ったキッカケ

そもそも、なぜ今回このような記事を書こうと
思ったのかと言うと、ある歌がキッカケだった。

その歌が あいみょんさんの
「19歳になりたくない」

この歌にある
「なぜ人は減る命に祝いを捧げるの?」
という部分。
ここに、作家さんと同じく
なぜ?という疑問が生じた。


減る命。


私たちは減る命を、懸命に生きている。

そして、この記事を書きながら
耳には、頭の中にはあいみょんさんの歌声が流れる。

なぜだろう。
なぜ【減る命に祝いを捧げる】のだろう。

今まで なぜ誕生日を祝う? という疑問に駆られたことがない僕からすると、すごくハッとさせられる一文だった。

4.誕生日を祝う理由

僕は、そこに明確な理由なんてなくていい。
そう思っている。

生きている。人間として生きている。
この世に存在している。
ただそれだけの事に「ありがとう!」を込めて
「おめでとう!」と言う。

むしろ、「ありがとう!」を親に伝えたい。
日々、生きていられること。
笑っていられること。
人と話せていること。
ご飯を食べられること。

どんなことだっていい。
ただありがとう。
そう、親に伝えるべきなのかもしれない と思ったわけだ。

365ある内の1日。
たった1日。
何でもない1日かもしれないけど、自分だけは特別な日。
それでいい。そこに大きな理由なんて要らない。

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