マガジンのカバー画像

ビジネスのヒント

47
新規事業開発や商品企画にかぎらず、ビジネスのヒントになるような記事をまとめています
運営しているクリエイター

#中小企業支援

イノベーションは「少しでもいい方向に進む可能性があるならやってみる」という軽さから生まれる

先日の記事で 「マーケットイン派?プロダクトアウト派?」 という内容をお伝えしました。 企画には3つのタイプ ・市場創造型 ・持続型 ・効率化 があり、 売れる商品を企画する・新しい商品を企画するという 2つの微妙に違うニュアンスがあることもお伝えしました。 今回は マーケットイン、プロダウトアウトの視点を持ちつつ イノベーションは 「少しでもいい方向に進む可能性があるならやってみる」という 軽さから生まれるということをお伝えします。 ◇いつまでも躊躇していたら何も変

手段が目的になっていないか?

あなたは今 やっている業務やタスクの目的を常に意識していますか? 日々の実務をこなしていると、 ついつい手段が目的になってしまっていることがあります。 「手段が目的になる」とは どういうことかは後で説明するとして 手段と目的を意識するだけで仕事の質が格段にあがります。 恥ずかしい話、私自身も 手段が目的になってしまっていることがしばしばでした。 あなたがもし この「手段と目的」を意識したことがなかったなら、 ぜひ振り返ってみてください。 企画の仕事でよくある事例を

主観から離れる「ちょっと聞いてみた」

前回「実験主義でいこう!」というテーマで いろいろ試してみることの大切さについてお伝えしました。 机上で考えているだけではなく 小さくてもいいので、ちょっとやってみることによって いろいろなメリットがあります。 ・うまく行きそうだと実感できる ・うまく行かなさそうなど課題がわかる ・プレゼンでの説得力が増す 机上の想像だけではなく、事実になります。 今回は「実験主義」と同じように大切なこと “ちょっと聞いてみた!” についてお伝えします。 ◇主観から離れてみる効果◇

机上で考えるより実験主義でいこう!

机上であれこれ考えて つい完璧を求めてしがいがちですが 実験して得た情報の方がはるかに効果的で説得力があります。 ◇企画を推進する上で最も効果的なこと◇先日ある本を読んでいて初めてこの「実験主義」という 言葉を知りました。 いい言葉ですね。 商品企画の初期段階は どうしても机上で考えたり 完璧な調査をめざしてしまいがちですが この 「実験してみる」「試してみる」 ということが企画を推進する上で最も効果的なのです。 ◇実際に触れることで説得力がアップする◇たとえば 商品

「いったん○○する!」で前進しよう

仕事を前に進めたり、重要事項を決断するとき、 はたまた、コミュニケーションを円滑に進めたいとき、 私が実践している効果的なアプローチがあります。 それは「いったん○○する!」です。 このアプローチはかなり有効で 私も迷ったり進めないときに 意識して実践しています。 ご紹介するのは次の4つ。 (1)いったん決める (2)いったん進める (3)いったん止める (4)いったん認める ぜひ活用していただきたい「いったん○○する」です。 (1)いったん決めるビジネスにおいて

判断したら「すぐやろう!」

企画推進は本当にスピードが命です。 企画から生まれた商品もその運命もすべて いまの「判断したらすぐやる」決意にかかっています。 ◇綱渡りだった企画部門時代◇ 私がソニー(株)で企画部門に在籍していた時代。 新製品を導入したら ほんの少しの差で似たコンセプトが他社に先を越され、 悔しい思いをしたことが何度もありました。 悔しい思いだけならまだよいですが 当然それで導入のインパクトは下がってしまい、 売上も下がってしまいます。 残念ながら 他社に先を越されてしまったのは

直感は「8割」正しい!

決断しなくてはならない場面で どうしても決められないとき 判断材料がそろわないときは 「直感を信じましょう」という話です。 ◇仕事において重大な決断はつきもの◇仕事をこなす上で重大な決断はつきもの。 特に経営者さん、マネージャーや企画リーダーの方々は 場面ごとに莫大な量の決断を 迅速にしていかなければなりませんよね。 それでも どうしても決断できないとき、 判断材料があいまいなときがある。 さて、いかがなものか・・・。 実はじっくり考えたからと言って 結論がどうなるか