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1902年、青森県八甲田山で陸軍が行軍訓練中に雪中遭難し、多数の死傷者を出す事故がありました。当時の日本は、1894年に日清戦争、1904年に日露戦争と、大陸での紛争に巻き込まれてゆく情勢にありました。冬季寒冷地での活動に不安を抱える状況に鑑み、こうした山中の冬季訓練は重要な課題だったのでしょう。この行軍は、陸軍の2つの連隊、青森歩兵第5連隊と弘前歩兵第31連隊がそれぞれ行いました。この事故では、青森第5連隊の参加者210名のうち199名が亡くなる大惨事になりました。他方、弘
「論語」は、今から約2500年前、古代中国(春秋時代)の孔子(B.C.552(または551)~B.C.479)の教えを死後に弟子達が編纂した言行録です。日本には相当昔に伝わっており、武士の教養の基本中の基本の書でした。明治以来、学校でも習います。このため、非常に多くの日本人は内容を知っています。特に冒頭部分は非常に有名です。論語の第1章は「学而」です。学から始まるところがとても印象的ですね。 子曰。學而時習之。不亦説乎。有朋自遠方來。不亦樂乎。人不知而不慍。不亦君子乎。