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群盲評象2024(新記事毎日登録、2024年12月末まで)

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本マガジンは、2024年1月1日から2024年12月31日までの365日分、桜井健次(筑波大学数理物質系名誉連携教授、イメージング物理研究所長)が毎日投稿するエッセイを収録します…
現代は科学が進歩した時代だとよく言われますが、実のところ知識を獲得するほど新たな謎が深まり、広大な…
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2024年4月の記事一覧

電子音楽で人の脳をあやつる?

毎週火曜日と木曜日は、最近Voicy ラジオ放送で語った内容に補筆、追記、改訂を行い、まとめ直…

桜井健次
2か月前
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笑って死ねたら

あのね、あのね、あのね 六角形でいい匂いするの、何だ? あれ? おじさん、顔色悪いよ 震え…

桜井健次
2か月前
21

自由は独立とほぼセット

2023年から、毎週日曜日、マガジンご購読者のみがお読みいただける特別記事(タイトル以外は非…

桜井健次
2か月前
12

ヤエヤマホタル

人生はひとつの旅であり、また本物の旅にも人生の一面が投影されます。そのため、旅論は人生論…

桜井健次
2か月前
9

冬夢春華似幻真

春の夢って、どんな夢? 待ちに待った楽しみの春を夢のなかで垣間見たときの気分は? でも目が…

桜井健次
2か月前
22

NVIDIAの新しい高速GPUチップ

毎週火曜日と木曜日は、最近Voicy ラジオ放送で語った内容に補筆、追記、改訂を行い、まとめ直…

桜井健次
2か月前
14

サンゴが危ない

毎週水曜日、「水」または「水曜」に関係するテーマの短編記事または漢詩または合成画像を作っています。 アメリカ海洋大気庁によれば、史上4度目の世界規模のサンゴ白化が進行中です。サンゴのカラフルな色は、褐虫藻と呼ばれる植物プランクトンと共生していることに由来します。海水温の異常上昇で褐虫藻が死滅するとサンゴの白化が生じます。褐虫藻から得ていた栄養を受け取れなくなったサンゴもやがて死滅し、サンゴ礁周辺の生態系全体にも影響が及び、ひいては人が食糧とする魚介類、海藻類などの生存も危う

南極大陸周辺の海氷の現況

毎週火曜日と木曜日は、最近Voicy ラジオ放送で語った内容に補筆、追記、改訂を行い、まとめ直…

桜井健次
2か月前
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四季が変わる

遠くから何か聞こえるようだ 耳を澄ませると和楽器のようだった ひょっとして琵琶? そのうち…

桜井健次
2か月前
21

煽る人たちに関わらない

2023年から、毎週日曜日、マガジンご購読者のみがお読みいただける特別記事(タイトル以外は非…

桜井健次
2か月前
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西表島訪問前の考慮ポイント

人生はひとつの旅であり、また本物の旅にも人生の一面が投影されます。そのため、旅論は人生論…

桜井健次
2か月前
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サライの空

桜吹雪のサライの空は… おっと、思わず、口ずさんでしまった そして、サライと昴は、同時に合…

桜井健次
2か月前
24

ナルシシスト数

毎週火曜日と木曜日は、最近Voicy ラジオ放送で語った内容に補筆、追記、改訂を行い、まとめ直…

桜井健次
2か月前
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琵琶湖にアメリカナマズ進駐

毎週水曜日、「水」または「水曜」に関係するテーマの短編記事または漢詩または合成画像を作っています。 元々は北アメリカに生息していたアメリカナマズが、日本国内の湖や川で大繁殖し、元から生息していた生物の存在を脅かしています。既に相当数に増えている霞ヶ浦だけでなく、このところは日本最大の湖である琵琶湖でもアメリカナマズが増えています。まるで進駐軍のようにわがもの顔で琵琶湖を泳ぎ回るアメリカナマズたちと、逃げ回るブラックバスなどの魚たちと、湖畔で驚いている人々の姿を描いてみましょ