署名を統計する(その2):愛知県知事リコール

2021/3/3 データ追加・加筆修正

はじめに

今回もぺったんしただけ。

結果内容ですが、私には理解できない。。。
統計グラフの切り口がおかしいのか?

署名率対無効率

画像1

気味が悪いぐらい線形一次直線にぴったり乗る
思わず近似曲線書いてしまった。

有権者数対無効署名率(対有権者数)

画像2

全くバラバラ。
無効署名を意図的にぶち込んだ(かさ上げ等)として、その地区別ぶち込み量の選定根拠が想像できない。
なんとなく、かもしれませんが。

(以下2021/3/3追加)

有権者数対無効署名数

意図的に作成した、と考えるなら、作成工数は数量に比例します。
そこで、比率ではなく、数量で並べてみましょう。

画像3

おお、線形一次近似に載ってきますね。
R2乗係数も載せてみましたが、0.8328と、統計学的には相関ありと考えられうる範囲ですね。

有権者数対無効署名数 偏差及び標準偏差・3σ

ただ、すこーし偏差が気になるところ。
そこで、偏差を見えるかしてみましょう。ついでに、σ、3σも載せておきます。

画像4

こうしてみると、標準偏差の中にほとんどが入りうるばらつきですね。
3σまで広げても、外れるのは半田・小牧のみとなりました。

標準偏差

計算ミスがなければ、ですが、標準偏差はσ=2120筆でした。
つまり、無効がすべて意図的に作成されたもの、との仮定の上ですが、地区ごとに不審署名ぶち込み量の選定を考えたとき、概ね2120筆、7名署名でいけば、300枚ほどの設定ばらつきがある、という事になります。

これが工業製品なりの製品仕様として記載するならば

数量仕様 :有権者数7%±絶対値精度
絶対値精度:±2120筆

という形でしょうかね?

ついでですが、1筆1分と換算すると、約35人・時間分の作業量。
1工8時間労働とすると、4人工ぐらいのばらつき。
まぁそんなもんといえばそんなもんかもしれませんね。
(あくまで標準偏差内作業での話)

なぜばらついた?

以下は、私の感想・推測になります。

・2000筆以上のばらつきは、署名用紙換算で7人/枚とすると約300枚
 ⇒有権者数から設定したとすると、結構適当だなぁ。
 ⇒適当としても、使用リソース馬鹿にならなくね?
・数の大小は、書き写しの元ネタ数量比率?かもしれない
 ⇒たまたま、選管判定「有効」とばっちり比率が合ったのかねぇ?

終わりに

少し加筆修正して、感想というか考察追記してみました。

が、基本は今回もぺったんしただけ。
何か見えてこないかなー。

皆様はどう感じられましたか?

今回はこれぐらいで。

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