愛知県知事リコール 高浜市提出署名簿の疑義

はじめに

継続ウォッチの愛知県知事リコール活動。本日2/24には、県警も各選管に家宅捜索に入りました。全貌解明に向け進んでいると思います。
さて、偽造署名ばかりに目が行きがちですが、中村区・中川区に続き、高浜市の提出署名簿について確認・考察していきます。

引用情報元

田中弁護士ブログ(後半に高浜市情報有)

選管の署名簿受領証状況

まず、簡単なところから。
高浜市選挙管理委員会が発行した、署名簿受領証は以下のように記載です。

署名簿番号:第600号から第10811号まで(なぜか10811の数字は手書き)
欠番簿冊:第1343号から第2000号まで、第2399号から第9999号まで
     第10030号から第10787号まで
署名総数:3682
冊数:1195冊

上記から、署名簿番号ナンバリングを複数人で実施したとしても、変な作業だなーと、私が感じる点は以下。

①なぜに600番から打ったの?
②なぜに10788番から打ったの?

同様の事象は、中村区、中川区でもありました。

事務局の冊番号打ち方、変ですね・・・?

請求代表者作成の仮提出レター

田中弁護士ブログのpdf。手書き修正されています。
ここから、レター作成時の状況予想です。

署名簿番号:(不明?記載文字はあと書きっぽい)
欠番簿冊:なし
署名総数:2800
冊数:900冊
邪推ですが、署名簿番号の「6」の文字、1を無理やり6にしたようには・・・私の色眼鏡かもしれません(苦笑)。少なくとも、下の3682の「6」の字とは、書き始めの運筆が違うように見えます(邪推しすぎ?)。

さて、少し整理します。
レター作成時を見込み、選管仮提出受領証発行時を実績とすると

見込冊数:900冊
実績冊数:1195冊
見込筆数:2800筆
実績筆数:3682筆

少し破廉恥すぎないかい?

900冊見込方法と、冊番号の疑義

詳細ケース検討は、中村区・中川区の記事に譲ります。
私なら、以下のいずれか

①適当(高さ見た、なんとなく)
②実際に数えた
③最終冊番号を見た

実際に③だとすると、その見た番号が900番だったとします。
さすれば、「1~600までない事に気づかなかった」もしくは「1~600が消えた」事となります。

ただの算数

ここからは蛇足です。

もともと900冊ありました。
そこに、900冊足して、もともとの方から600冊抜きました。
問1.最後の冊数はいくつですか?
問2.あとから加えた900冊は、全体の何パーセントですか?
問1.1200冊(参考 高浜市 最終提出冊数:1195冊)
問2.75%

最後に

上記は仮説仮説の繰り返しですので、数字を見ての思うことは皆様の判断にゆだねます。

ただし、事務局側に対しては、以下事項が確認できる内容では?と思慮します。

①署名番号後打ちの、県選管との情報伝達の実態状況
②各選管提出時のレター作成者への、冊数確認方法
③各選管での署名番号記入作業の指揮命令系統及び実態作業者状況
(統制外人員も加わっていた等)

おそらく、事務局運営面での課題はあったと思います。上記が課題検証の一助になれば幸いです。ただし、②③ともに一般の方を巻き込む内容になるかと思慮。当該者を即疑うものではありませんし、大多数の方は純粋に協力の気持ちで取り組まれていたものと考えています。
調査・発表の際には、個人情報保護、名誉棄損、人格攻撃等に十分留意し対応いただくことを願います。

今回はこれぐらいで。
皆様はどう感じられましたか?




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