凪ぐ話

凪いでいて落ち着いているよって話。

元同僚からの訪れを断った。
もっとやっちまった感が出るかと思ったけれど、そんなこともなく。
向こうも向こうでそっか~了解!くらいのノリだったし、気にするほどのことでもないんじゃないかなと思えたし。

仕事に忙殺されていた昨日はとても疲れていて、元同僚と会うとか考えられなかった。
体調も良くないから横になって静かにしていたくて。
週明けからは新人も来るからそれのことも考えなきゃいけなくて、あれもこれもと考えていたら連絡が来たもんだから。
するりと今日は無理って口から出ていて、通話を切った後にちょっと放心からの安堵。
そして凪いでいる自分に気が付いた。

私は私の気持ちを把握しているつもりでいてそうでもない時が多々あるから、離れたいのが本心なのかいつも通りのソレなのか分からないし。
会えなくてもいいと思っている気持ちすらも疑っているくらい、本当かな?本心で思えてるのかな?と自問自答したりする。
そして今回のコレは、きっと本心なんだろうなと。
それを見てもまだ凪いでいるのだから、私たちの関係は少しばかり変わっていくんだろう。
元同僚は悪くなくて、私も悪いとは思ってない。
お互いに変なタイミングで再会して、変な関係になってしまったけど。
いい歳をした大人2人だから傷付く人もいないことは幸いだったねぇ。
それでもいつまでもこうでいられるわけじゃないんだから、少しづつあるべき関係、あるべき態度?にするべきだろうなと。
会い過ぎている今も、会う度に感じるソレも、私には荷が重かったんだろうね。
そもそもが私にセフレは向いていないと言われ続けて、自分でもそこは理解してますので…笑
でも続けたかったのは私が元同僚を好きだからという点だけなのだし。
セフレを拒否し続けている元同僚が何を考えているのかなんて知らないし、知らないでいたい。
私は結局、ただのセフレでいたいのです。

意味深にこっちを見ないで欲しい。
好きだなんて言わないで欲しい。
友達になんて会わせないで欲しい。
懐に入れば情の深い人だし、私のことを信用していると最上級の褒め言葉をくれた。
私はそれだけで良かったのに。
その言葉以上を求めるつもりはなかった。
そこに重ねていく日々がこうなるなんて思いもしなくて、想定外のことばかりが起こって。
元同僚が変わっていって、私はそこに期待してしまったんだろうなぁ。
良くない関係を正すには繋ぐか分つかしかないのに。
このままでいたいと思ってる、それは本心。
でもそこに混じった期待を消さなきゃいけない。
私はそれほど前を向けてなんていないし、今は前を向くつもりもない。
私次第になってしまった関係が重い。
私が選ぶのは現状維持(セフレ)なのに。
元同僚が変わる、変わっていく、これからも。
何故?何故?

元同僚から離れることを凪いで見つめられるのに、元同僚の変化は凪いでいられない辺りに矛盾を感じるね。
人ってそんなもんだと割り切れるまでにまだ時間が必要そうだ笑
土曜はいいよって言ったからちゃんと準備はする、でもそれまでは会いたくないなぁ…
疲れていることもあるけど、何より、離れたい。
離れることに慣れて、いないことに慣れて、私の家が帰る場所ではないのだと元同僚にも知って欲しい。
いつの間にか当たり前になった、ただいまもおかえりも間違ってるよ。
沢山ある服も持ち帰らせなきゃ。
猫が寂しがっているのを知ってる。
扉の前で待ってる犬のような愛猫には申し訳ないけど、私が可愛がるから許せ…

今日も頑張ろう…
仕事は山積み!!頑張るしかねぇやい!!