悲喜交々

誕生日に揉めて(?)翌日にはハイになる。


誕生日当日は散々な目に遭って全部捨てて失踪してやろっかな!とか考えたりもした。
私の自己評価が低いことと彼氏のよく分からないプライドが重なり合って、最低最悪のマリアージュとなったことで。

翌日、やり直しも兼ねて珍しく私から「時間を作って会いたい」と言った。
彼氏に翌日の早朝から予定があることも分かっていて、それでも呼んだのは甘えなんですけどね。
ちゃんと冷静になって会って話せばなんてことはない、なんてことはなく。
価値観の違いを眺め、お酒を飲んでいた。
彼氏と私の考えはやっぱり真逆で、真逆だからこそお互いに惹かれては揺れるんだろうな~だなんて考えていた。
一緒にいる時間が幸せなのはきっと好意があれば当たり前で、それよりも何かが起こった時の色々を重視してしまう私からするとやっぱり彼氏の考えは分からないままだったりする。


それでもお互いに持ち直して笑顔で見送った。
今日からしばらく彼氏は不在。
そう不在なのです。
不在にしないのであれば私は会いましょうとは言わなかったと思う。
解決と線引きは早いに越したことはないから。
彼氏は私と会って普段通りに楽しく過ごしたようで安心した。
誕生日当日に納得していない状況下でしたセックスが過去にもないほど最悪だったので塗り替えもして。
日常に戻ろうとした結果、もっと悲惨なことになったのでそういう時はもうしないで寝ようぜ!ということになった。
彼氏がフニャフニャと笑ってあーだこーだと言っているのを聞いて、この人のこういうところに惚れたのに馬鹿だなぁと思うなど。

幸せなんですよ。
これは本当に、本当にそうで。
一緒にいない時でも不安になることなんてなくて、一緒にいたらとても幸せで嬉しい。
彼氏がしてくれることならなんでも嬉しいし、彼氏がくれる物ならなんだって喜べる。
私の幸せのハードルはとても低い、その低さに彼氏が納得出来なかったようだけど。
貴金属にも興味は無いし、高級ディナーもさして。
一緒にいて私に「愛してるよ」といつも通りに言ってくれることが何より嬉しいのだ。
祝おうとしてくれていた気持ちは嬉しくて、だけど一緒に憂いなく過ごして欲しかっただけ。
だから翌日、なんでもないように普段通りに過ごしている姿を見て安心してしまった。
疲れた顔を私のせいでするのなんて見たくない、彼氏は喜んだ顔が見れれば帳消しなんだって言うけれど。
私はただ一緒にいて欲しいだけ。


そんな悲喜交々な誕生日を終え、月曜日まで彼氏のことは置いておいてパタパタと過ごします。
日月はしっかりとお仕事に勤しみ、火曜は帰ってきたら会うっぽい?のでまぁ一緒に。
とりあえずはゆっくりと、メンタルの回復に努めないとね。
こんな始まりでしたが良き1年にしていきたいなと思います。
頑張ろうな、私。

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