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ぼくたちが2月22日に結婚した理由

ぼくたち夫婦はちょうど10年前の今日、2012年2月22日に結婚しました。

10年という長さの感慨にふけりつつ、「そういえばこんな理由で入籍日を決めたんだっけな」と当時のことを思い出したので書きます。


ぼくたちは当時出始めた、いわゆるネット婚活で出会いました。
LINEもまだ無く、婚活アプリなんて影も形もない時代。婚活サイトが出始めて、相手をスペックで検索して選ぶ文化ができ始めた時代です。

そんな時代にぼくたちは婚活サイトを通じて付き合い始めました。
ぼくとしては全く何の不満もなかったんですが、そういう時代だったこともあって、今の奥さん当時の彼女は、自分の方が一歳年上であることをちょっと気にしてたみたいなんですね。ときどきそういう発言があったんです。

ぼくとしては一貫して「それが何か?」という態度をとってはいましたが、やっぱり気になるものは気になるみたいでした。


で、そろそろプロポーズしようかなー、入籍日はいつがいいのかなー、と考えてるときにひらめいたんです。

僕達の年齢差は正確にいうと11ヶ月なので、一年のうち1ヶ月間だけは同じ年齢になるんですね。
この1ヶ月の間に結婚すれば「ぼくたちは同じ年齢で結婚したね」ってことになるんですよ。

2月22日は二人の年齢が同じになるこの1ヶ月間に入っていたんです。


で、さらにいうと、この2月22日という日は、二人の誕生日のちょうど真ん中の日だったんですね。

結婚が夫と妻のどちらにも偏っていない日。
二人が対等である日。

それが2月22日だったんです。


「入籍はいつにする?」

「ちょっと日がないんだけど‥‥、2月22日はどうかな?」

「えっ、早くない? 結納間に合うかな」

「うーん、そうなんだけど、○○さんの誕生日の前がいいって思ったんだよね。それに、この日ってちょうど二人の誕生日の真ん中の日なんだよ。ゾロ目だし‥‥」

「ふーん、そうなの? まあ親に話してみて結納が間に合うならいいよ」


こうして彼女も無事同意してくれました。

ただ、もくろみ通り2月22日が記念日になったのはよかったんですが‥‥

ぼくの誕生日 →(1週間後)→ バレンタインデー →(1週間後)→ 結婚記念日 →(2週間後)→ 奥様の誕生日 →(1週間後)→ ホワイトデー

と、2月と3月が怒涛のプレゼントラッシュになるので、毎年
「いやこれ別の日にした方がよかったんじゃないか?」
と思わないこともないです。


おしまい

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