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良い歯医者を見つける唯一の方法

前回のnoteでは、良い歯医者を見つけるのは非常に困難で、悪質な歯医者がのさばっている、という話をしました。

歯医者は医療のよしあしの結果が出るのが数年~数十年後。その上、同じ歯を複数の歯医者に同時に治してもらうのは不可能なので、原理的に比較ができない。
だから素人は歯医者をカンで選ぶしかないんだけど、むしろ耳ざわりの良い言葉を投げかけてくる詐欺師にひっかかってしまうことが大半である。
という話をしました。


今回はそれに対し、こうやったら良い歯医者を見つけられる、という方法をご紹介します。

もちろん原理的に100%の精度で歯科医院のよしあしを判断するのは不可能です。しかしながら、現時点で日本で最も高い精度‥‥いや唯一の歯科医院のよしあしを判断する方法であることを断言します。
この方法をきちんと用いれば、これまでカンで選んでいたのに比べはるかに良い医院を選べることをお約束します。

これから歯医者を探す方や、今通っている医院を再評価したい方は、ぜひご覧ください。



歯医者を選ぶ手順

具体的な手順ですが、ざっくりいうと
 1. ホームページをチェックして選別する
 2. 実際に通院して最終判断する
という順番で判断します。

それぞれの手順について詳しく説明しましょう。


1. ホームページをチェックして選別する 手順

「これが書いてあれば名医間違いなしだし、書いてなければ名医じゃない」というキーワードがあれば一番なのですが、残念ながらそんな魔法のキーワードは存在しません。

しかし、これが書いてある歯医者はNGといえるキーワードはたくさんあります。これを利用し、NGワードが書かれていない歯医者を消去法で見つけるのが、ここでのゴールになります。


NGワードには下記のようにランク付けしました。
1. 下位20%歯医者のNGワード(100軒中の順位が80番以下)
2. 下位40%歯医者のNGワード(100軒中の順位が60番以下)
3. 下位60%歯医者のNGワード(100軒中の順位が40番以下)
4. 下位80%歯医者のNGワード(100軒中の順位が20番以下)

もちろんNGワードが一切書かれていないのが理想なのですが、現実に自宅や職場から通える歯医者を探そうとすると、なかなかそういった歯医者は見つからないでしょう。(ただ、どうしてもご高齢で長距離の移動が難しいとか、お子さんが小さくて長時間預けることができないとか、やむをえない事情がない限りは、たとえ遠くとも良い歯医者を見つけるべきだと思います。あなたや家族の命に関わるからです。)

そういった事情を考慮し、上記の4段階にランク付けすることで、同じようにNGワードが含まれている歯医者の中でも、どっちの方がマシか判断できるようにしました。
「1. 下位20%歯医者のNGワード」 が最も悪く
「4. 下位80%歯医者のNGワード」 が最もマシです。


なお、この方法で選別していくと、ホームページにほとんど何も書かれていなくて選別をくぐり抜けてしまう歯医者が出てくると思います。
「ここは明らかに書いてある量が少ないな」と思った歯医者があったら、NGワードがあった歯医者と同じく除外するのが望ましいです。選別していく中で5~10軒くらいは見ることになるので、そういった医院には自然と気がつくはずです。

具体的なNGワードについては、次の次の見出し
「HP編 1. 下位20%歯医者のNGワード」
から見てチェックしていってください。


2. 実際に通院して最終判断する 手順

基本的な考え方はホームページと同じです。
いずれも通院し治療を受ければ自然と分かるポイントが記載されているので、チェックしていってください。ホームページほど項目は多くありません。

せっかく通い始めた後でいまさら歯医者を変えたくはないとは思うのですが、どれも致命的なポイントなので、該当した場合は極力歯医者の変更をオススメします。


また、この項目では参考で「こうなってたら良い医院だよ」というポイントも挙げています。ざっくりですが
・半分くらい満たしてる: 10軒に1軒くらい
・ほとんど満たしてる: 100軒に1軒くらい
・全部満たしてる: 1,000軒に1軒くらい
のイメージです。もしたくさん条件を満たしている医院があったら大喜びで通ってください。(ホームページにNGワードがない前提ですが)


次の見出しから具体的にNGワードを挙げていきますが、見やすくするため各NGワードが悪質と判断する根拠についてはあえてここに記載せず、別の見出しでまとめています。
根拠が気になるNGワードがあればそちらで確認しててください。

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