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ロマサガ3はここが面白かった

ロマサガ3、当時中学生でゲーム下手だった自分にはクリアできず、Steam版で20年越しにクリア。
実績もほぼコンプ後したので感じたことを書き残しておきます。

まず全体的な感想としては面白かったです。
思い出補正があった部分は否定できませんし、やはり昔のゲームで荒削りな部分があったことは否めませんが、純粋にゲームとして面白いと感じました。

で、面白いと感じたポイントを4つ挙げておきます。

シナリオをハックしてる感 が楽しい

フリーシナリオの面白さにおいて、私が一番魅力に感じるのは、ゲームを理解し周回しているときの「ハックしてる感」です。
フリーシナリオは、確かに「フリー」になることそのものに対する本能的快感があるのはあるのですが、1回プレイするだけなら、自分が通る道は1本しかないわけで、そういう意味では最初から与えられる一本道でも、ある意味変わりはないわけです。
むしろ、「フリーシナリオ」という形式上、次にどこにいけばいいのか不明確になるので、不安を呼び起こしてしまったり、知らずに無茶なルートを選んだことで望まぬ高難易度にさらされたりするなどのリスクがあります。

ではどんなときにフリーシナリオが大きな快感になるのか。それは、自分で主体的にシナリオを選び、それが良い結果へとつながるとき。
で、それができる段階というのは、ゲームのシナリオの構造が理解できている段階なので、2周目以降の周回をしているとき、ということになります(クリアをあきらめてもう一度最初からやり直した場合も「2周目」と考えます)。

ゲームシナリオの構造を理解し、どうすれば有利に進めるか考えて行動し、結果につながる。このゲームを「ハックしてる感」が楽しく感じました。

キャラの育成 が楽しい

ロマサガは、「経験値がたまるとレベルが上がり、そのときに一気に色々なステータスが上がる」形式ではなく、毎回の戦闘ごとにステータスが上がっていきます。
ピョコン、ピョコン、ってステータスが上がると楽しいですよね、やっぱり。

有用な技が偏っているので、どうしても剣と体術ばかり育成しがちなのですが、WPを上げるには他の技レベルも上げる必要も。
そうなると、レベルの低い属性を鍛えることになり、またどんどんレベルが上がります。ピョコン、ピョコン。楽しい。

強くてニューゲーム が楽しい

今回はSteam版、つまりリマスター版なので「強くてニューゲーム」が可能です。この引き継ぎ要素がうまくできてると思いました。

ほとんどのデータは引き継ぎされるのですが、キャラのHPと、モンスターレベル(ボスを除いた、出現する敵の強さ)はリセットされるんですね。

なので、「ニューゲーム直後でも無双できるっちゃあできるんだけど、HPが低いというスキがあるので、完全には気が抜けない」し、HPを育てる中で「モンスターレベルをどうコントロールしていくか考える」必要が出てくるので、意外と周回がダレません。
楽しい。

リマスター版の追加要素 が楽しい

リマスター版での追加要素はそれほど多くはないのですが、追加ダンジョンでアイテムの入手性が良くなったり、レベル上げがしやすくなったりして、ストレスが減りました。


あとまあこれは本来の楽しみ方から外れているのでアレなのですが、私は「うさみみハリケーン」というソフトで、ゲームの速度を上げてプレイしていたので、余計にストレスが小さくて快適でした。
っていうか、これを使うために、最初はSwitchで買って進めてたのに、あとからSteamでも書い直しました。
基本的には2~3倍でプレイ。レベル上げ時は8倍とか25倍とかでプレイしてました。文明ばんざい。

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