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不動産業と歯科医院業のビジョン、ポリシー、ミッション。あとプライベート 2023.1

※ビジョン、ポリシー、ミッション、という考え方は、ビジョナリーパートナー和仁達也先生が提唱したもので、私自身は和仁達也先生の弟子である畑中先生から教わったものです。

不動産業におけるビジョン

ビジョン:理想の状態

「安心」
「楽しい」

・手持ちキャッシュ、キャッシュフローとも潤沢にあり、
  新規の物件購入:大きな不足を感じないこと
  賃貸経営における修繕等:不足を感じないこと
・物件を買うのが楽しい
・不動産について考えるのが楽しい

去年と変わらず。
不安・不足を感じない、楽しい状態を理想とする。


不動産業におけるポリシー

ポリシー:あなたならではのこだわり

・日課は最小限にする
・雇われない(妻の医院を除く)
・レバレッジを意識する(省略、自動化、外注できないか)
・やりたくないと思ったことは一切やらない(どんなにお金を積まれても)
・付き合いたくないと思った人とは付き合わない


【日課を最小限にする】

ソシャゲのデイリーやその類似に注意。

毎日の舌下免疫療法、ストレッチは継続。

2022年からの新たな試みとして、日々の運動をリングフィットアドベンチャーからHIIT(最も効率が良いとされている運動法)に変更。
HIITの運動内容は色々な設定がありうるので『世界一効率がいい 最高の運動』の内容で。
性質上、2~3日に1日程度でいいのだけど、もう少し身体を引き締めたいという思いがあるので、頻度を上げていってもいいかもしれない。

2022年6月から将棋を始めたことに伴い、詰将棋等が日課化しているのは負担になりうる。あくまで娯楽なので、無理はしないようにしたい。

noteで10日ごとにビジネス本類とマンガの感想を書くことは2020年から継続。やや負担のある日課ではあるが、感じ考えながら読み、またその後で言語化することは、作品をより深く理解し自身の感度を高めるためにも有効と考えるので継続する。
同じく、将棋についての記録も継続する。


【雇われない】

引き続き。自由を失わないよう。
楽しいと思える仕事があれば引き受ける。


【レバレッジを意識する】

2020年から引き続き事務員さんとはリモートで十分な仕事ができていると思う。
2022年1月から始めたオーナー代行サービスも継続。課題のある物件に対してうまく使っていきたい。


【やりたくないと思ったことは一切やらない】

【付き合いたくないと思った人とは付き合わない】

そのまま。
これもお金に優先する。

2022年は特に危うい状況もなかった。


不動産業におけるミッション

ミッション:使命感を持ってやること

・原則的に全戸満室を維持する
・柱となる金融機関を確保し、その関係を強化する
・柱となる不動産会社を確保し、その関係を強化する
・高利回り(築古・空室多)物件重視で購入する


【満室維持】

全戸満室を維持するため、空室がある物件は2週間に1回メールでフォロー。動きが悪いようだったら躊躇なく現地に行き打ち合わせしたい。コロナが収まるまでということで現地への出張は控えていたのだが、そろそろ出張してもいいかもしれない。
オーナー代行サービスも活用していく。


【金融機関】

「買えば買うほど楽になる」を目指すプロジェクトその1。
物件購入のための2本柱の一つ金融機関。

2020年に強力な候補があったものの、エリア的な問題もあり良い物件が見つけられず、2021年はトライできないままに。

2022年はまた新たな候補ができ、物件もかみあいそうなので、2023年中にものにしたい。


【不動産会社】

「買えば買うほど楽になる」を目指すプロジェクトその2。
物件購入のための2本柱の一つ物件情報=不動産会社。上記金融機関とエリアがマッチする必要がある。

上記の2022年金融機関候補とマッチしている不動会社が一件あり、今もわりと積極的に紹介してくれているので、これも結果を残したい。

ただ、それはそれとしてFAXDMで開拓するなどもしていきたいところ。


【高利回り(築古・空室多)物件】

「買えば買うほど楽になる」を目指すプロジェクトその3。

せっかく買うならこれまでと同程度のキャッシュフローだと面白くないし、どんどん加速度を上げていきたいので、ガツンと稼げるものを買いたい。
利回りを稼ぐため築年数・入居率を犠牲にしていく。


不動産業における3年間の経営方針

【今年】

方針:
「買えば買うほど楽になる」を目指し、今後の柱となりうる金融機関で物件を購入する。

内容:
狙いの金融機関と不動産会社の物件を待ちつつ、同エリアでFAXDMも活用していきたい。


【来年】

方針:
前年に「今後の柱となりうる金融機関」を確保できたと仮定。
次の段階として「今後の柱となりうる不動産会社」を確定させる。

内容:
「今後の柱となりうる金融機関」から融資してもらった段階で、その物件の管理会社を「今後の柱となりうる不動産会社」とするつもりだが、十分なレベルに到達する見通しが立たない場合、FAXDM等で新たな発掘を目指す。


【再来年】

方針:
金融機関と不動産会社の関係性強化を図りつつ物件買い増し。

内容:
まずは継続購入することを考える。
その上で、特に不動産会社に対しては「かけがえのない一番のパートナー」になるため、何ができるか考え実行していきたい。


歯科医院業におけるビジョン

ビジョン:理想の状態

・職場の全員が気持ちよく誇りを持って働く
・患者さんに最高水準の歯科医療を提供する
 ただし、下記のように切り分ける
  C治療:保険診療では「高い」水準、自由診療では「最高」水準
  P治療:保険診療で「最高」水準
  C予防:ほぼ無償で「最高」水準
  P予防:保険診療で「最高」水準

※C:虫歯 P:歯周病
※正確には、治療と予防は一体なので、切り分けが難しい

患者さんの健康の実現と維持は医院の目的そのものなので議論の余地なし。
実質的な内容はこれまでとほぼ変わらないが切り分け方を整理した。

2022年中に検討だけした内容として、P治療で自由診療としてある程度高額な治療費を頂く選択肢を用意することで、より高い水準の治療が可能になるかをテーブルにあげた。
歯科衛生士にプレッシャーのかかることであり、歯科衛生士当人が必ずしも望むものではないので、一部の歯科衛生士に意向を確認したところ、やはり消極的だったので、当面は見送ることにした。
彼らが教育を受ける中で意識が変革することがあったらまた検討したい。

「気持ちよく誇りを持って」働くことが大切な理由は2つ。
1. 患者さんの健康という目的を実現するための環境として必要条件である
2. やっぱり共に働く仲間が心情的に大事


歯科医院業におけるポリシー

ポリシー:あなたならではのこだわり

・患者さんにとって最良の結果となることを目指す。だまして健康を害し金銭を得るようなことは絶対にしない
・嫌な患者さんは追い出す
・より医院のビジョンに合致した患者さんが新たに来院し、また通院を続けられるようマーケティングを努力していく

3つ目だけ新たに追加。

歯科医療ビジネスの構造上、どうしてもだますのが手っ取り早いが、そういった手段は絶対に取らない。

嫌な患者さんとは?
・無断キャンセルを繰り返す →この人ひとりを救うのに他の数人の命が犠牲になってしまう
・会話が通じない、パワハラしてくる →「職場の全員が気持ちよく誇りを持って働く」ビジョンに反する

ビジョンに合致した患者さんとは
・質の高い歯科医療に対して、相応の診療時間や診療回数を許容する意識がある
・質の高い歯科医療に対して、相応の金銭を支払う意識がある

ビジョンに合致した患者さんを誘引し継続させるための努力として、2022年は公式Webサイトのリニューアルも行った。


歯科医院業におけるミッション

ミッション:使命感を持ってやること

・職場の全員がより気持ちよく誇りを持って働くためにはどうしたら良いか考え続け改善し続ける
・歯科衛生士がより育ちやすい環境を構築していく
・上記の他、歯科医療の水準を向上させるために有効と思われる投資があれば、積極的に取り組んでいく
・上記実現を目的としたリソース確保のため、一定の余裕を持った(新たな投資を行ってもただちに赤字とならない程度の)利益を確保できるよう経営改善に取り組む


【気持ちよく誇りを持って働くため】

2021年は歯科衛生士を1名増員し4名体制にしたが、2022年は安定化のための臨時的増員を行った。

具体的には、2023年1~2月あたりから歯科衛生士1名が産休・育休に入ることが見込まれたため、アシスト専任の歯科衛生士を一時的に雇用した。
ただし、この臨時的歯科衛生士はフルタイムではなく、すべての曜日と時間をカバーできるわけではなかったので、折よく希望のあったクリーンスタッフのバイトも追加で補充した。


【育ちやすい環境】

月に1回:歯科衛生士プライベートセミナー
月に1回:教育
3ヶ月に1回:症例発表会

いずれも成果が出ており順調。

2022年の新たな取組として、一部歯科衛生士のコミュニケーションスキルの課題解決のため、お互いの診療を見学し、良いところをメモする
→ 後で「見学された歯科衛生士」「見学した歯科衛生士」「院長」の3人でディスカッションする
 という手法にも着手。これも良い成果が出ているので続けたい。

なお臨時的歯科衛生士はアシストのみが業務となるため、アシスト関連業務はみっちりと教育を行っているが、それ以外の業務については原則として教育を行わないこととした。


歯科医院業における3年間の経営方針

【今年】

方針:
自由診療割合向上による利益改善
(昨年までと同じ方針)


前提:
現状として、コストには大幅削減の余地がなく、患者数もすでに「朝の時点で基本的にアポは100%うまっている」状態である。
また、歯科医師増員による規模拡大は医療の質低下を招くことから選択肢になりえないので、利益改善を図るには「単価向上」しかない。

単価向上は「自由診療割合の向上」と「メンテナンス割合の向上」(メンテナンスは単価が高いため)があるが、後者は急激に割合を上げるものではなく積み上げによって徐々に改善させるべきものなので、前者の取り組みがメインとなる。


昨年の内容:
取り組み
・ダイレクトボンディングの優位性の説明を院長が積極的に実施
・公式サイトのリニューアル
・公式サイトで積極的に症例を掲載

成果
 自由診療売上:800万円→1030万円(29%増)
 自由診療割合:13.9%→16.4%


内容:
引き続き、今後「こうすればもっと水準を上げられる」と投資がしたくなったとき速やかに投資実行に移れるよう、利益に余裕がある形にしたい。

公式サイトのリニューアルが完了したが、これが2022年12月であり、効果が出るのは2023年以降となるので、推移を見守る。

現時点で取り組み中の活動はないので、新たに打てる手が出てくれば打っていきたい。


【来年】

方針:
環境改善、投資、経営改善。
現時点でネタなし。


【再来年】

方針:
環境改善、投資、経営改善。
現時点でネタなし。


プライベート

マンガ

インプットの趣味その1

2022年:1273冊
2021年:2821冊
2020年:2390冊

後述の将棋に時間をかけるようにしたので冊数は激減。
2023年は気楽に読んでいきたい。


ビジネス本の読書

インプットの趣味その2

2022年:60冊
2021年:100冊
2020年:216冊

同じく激減。
マンガの方を優先的に読んでいるので2023年はもっと激減しそう。


将棋

アウトプットの趣味その1

藤井5冠という歴史に立ち会っているのもあって勉強してみようと2022年6月から開始。

将棋自体もわりと楽しいけど、頭をギュンギュン動かすおかげか、ワーキングメモリも巨大化したし、頭の冴えも良くなった気がするので、その点も嬉しい。

まだまだ弱いし勉強不足だけど、まずは初段を目指したい。

プライベートの時間の中では最も時間をかけるつもり。


ゲーム

アウトプットの趣味その2

将棋を最優先にしているので時間を取れていないが、昨年同様「いつからいつまで何をプレイしたか」は記録していきたい。


note

アウトプットの趣味その2

10日ごとの「読んだ本レビュー」を継続。
新たに「将棋の勉強」も10日ごとに執筆。

この他、頭にまとまった文章が浮かんだらできるだけアウトプット。


美食

最低月一ペースで「お金に糸目をつけず美味しいお店に行く」ことを継続。

2022年の主な成果
・天ぷらで圧倒的日本一の「にい留」の発見(★4.8~4.9)
・最高の洋(?)の「Bon.nu」の発見(★4.8)
・新たなジャンルとして寿司にチャレンジ(生魚が苦手だったため)
・お気に入りの寿司店「みずかみ」の発見(★4.1~4.2)
・今のところベストの鉄板焼「鉄板焼 濠」の発見(★4.1)
・「高級中国料理のジャンルには定期来店するほどの店はない」と結論付けた

2023年の来店計画
・3ヶ月に1回:天政
・3ヶ月に1回:Bon.nu
・3ヶ月に1回:自由枠
・毎週:みずかみ ※ただし飽きるようであれば調整する

2023年の活動計画
・昨年は月2~3回通った、みずかみの周期を短くするトライ。飽きる周期を見極める。飽きないようであれば原則として毎週通うつもり。
・千葉の天ぷら屋さん「天白」に妻と行って、もし妻が気に入れば、天政と入れ替え
・フランス料理の最終的な見極めのため、最高峰とされるジョエル・ロブションもしくはロオジエに行く(かも)
(・新しい寿司店の開拓はしないつもり)


noteでは半年分をまとめて執筆していく。


日本の歯科医療の質向上

2022年も学会内での活動を実施。

ただ、いかんせん理事クラスが絶望的に能力が低く、やる気も皆無なので、大きな活動が難しい。
権限さえあれば成果は出せるのだが、現在の代議員レベルだとその権限がなく、個別に具体的な提案をしてもとにかく面倒がって権限すら与えてもらえないので。

今は学会よりもアルファTwittererの方が影響力が大きいため、それなら歯科アルファTwittererの妻を使って、良質な情報を提供していった方が、歯科医療には貢献しやすい。
そんな背景があって、最近はあまりやる気が出ていない状況。

ただし、それとは別に、歯科医療の質を示す指標を引き続き思案中。
歯科医療の質、歯科医師の質が低い、一番の理由は、歯科医療の質を把握することがほぼ不可能だからだと考えることから。
医療の質を示す指標を確立することで、質の高い歯科医療が提供される健全な世界を実現したい。


関連:過去のビジョン、ポリシー、ミッション


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