好きなもんの話しようぜ〜サンシャイン池崎(中略)ギャラクシーチャンネル極〜

なかやまきんに君が大好きである。
ボンジョヴィからの「ヤー!」も好きだし、
「どっちなんだい!」も好きだし、
味気ない食事で筋肉を整えているからこそ、
大会終わりに食べたい物を食べた時の一言、
「味がある」
この一言も大好きだ。
…まぁ最後の一つについては、
「思う様にメシが食えなかった」という、
自分の闘病生活が辛かった頃と重なるのもある。
そんなきんに君だが、
「期待していた物が期待通り面白い」
そういう部分で楽しんでる感じがある。
芸風こそ違えど、そんな感じの芸人がもう一人…。


・サンシャイン池崎とは

ご存知、空前絶後の超絶怒涛のピン芸人。
コロコロコミックみたいなギャグで声がデカくて勢いが良く、
とにかく叫ぶ芸風はもう定着しているはず。
ガキの使いの「笑ってはいけない」にも出演し、
斎藤工と「自己紹介ギャグ」を披露。
最近では完全メシのPRで壱百満天サロメ嬢とも共演した。
以下、ざっくりとYouTube出演者。

・サンシャイン池崎
笑いを愛し、笑いに愛された男。
アメトーークの「若手ガムシャラ芸人」に出演したが、
そのガムシャラさはテレビもYouTubeも関係無し。
「コロナ禍の世の中を明るくする」
そうリニューアルスタートしたチャンネルの一発目で、
直近だと相席食堂のロケで、頭髪まで犠牲にして体を張る。

・北村(スタッフ)
勢いで企画に入ろうとする池崎を冷静に回すスタッフ。
料理企画では審査員になり、池崎が体を張る時はアシスタントとなる。
元芸人の構成作家で養成所の講師らしい。

・その他スタッフ
何故か猫アレルギーのスタッフがおり、
たまに猫アレルギーが爆発している動画がある。

・風ちゃん、雷ちゃん(猫)
池崎家の猫。
撮影中もどこかに入れたりしてないので、
企画の説明中に足元やソファの上を通り過ぎたりする。

・初期YouTuberを思い出す体当たり企画の数々

今は見ていないが、MEGWIN TVというチャンネルがある。
あのHIKAKINより早くYouTube、いや少し違う…
動画というメディアに目をつけて、
動画をネットに投稿するということを始めて、
そういう概念が無かった頃からYouTubeを使っている。
ガチの先駆者であり、商品紹介もチャレンジも大体やっていた。
投稿開始初期の動画は今となってはコンプラギリギリのものもあったはず。
確か「芸人してて、ライブの合間の動画がウケてた」とか、
そんなことを言ってた気がする。
その頃のYouTubeの匂いが、池崎からする。
コンプラは守る、表現にも気を付ける、
動画の構成は今時の感じ、スタッフも居る。
そんな先述のMEGWINとは圧倒的に「今」な環境ながら、
8本目くらいの投稿がこの「ブロワーに勝つ」である。

当時を知る人なら納得してくれるだろうが、
YouTuberという言葉が浸透する前、
ああいう活動をしている人が現れ始めた頃、
なんとなくこんな感じのくだらないことをして、
動画にしてアップしている人がいたのだ。
その空気がたまに感じられるのが、
サンシャイン池崎のYouTubeなのだ。

しかし、意外と需要があるらしく、池崎が好きな店や気になる店に行き、
ただ酒を飲みながらスタッフと喋るだけ、そんな動画もある。
話題になった10000回ジャスティスの様な配信もあったが、
意外と静かにしている「オフ崎」も求められている様だ。
個人的には、サンシャインからオフになるシリーズが好きだが。
mineoの案件動画とか、質問に答える奴とか。

・個人的オススメ

・納涼の極み

液体窒素を使って、お約束から破天荒まで、色々やる動画。
こういうことをやる思い切りの良さが池崎の好きなところ。
中国の壁に向かって溶けた鉄をぶちまけるアレみたいなのが観れる。

・逆ドッキリシリーズ
いわゆる逆ドッキリとは、
「仕掛け人を依頼された方が、ドッキリを仕掛けるつもりが狙われている」
という状況を指す。
しかし、笑いを愛し笑いに愛された男の逆ドッキリはまったく違った。
誰も傷つかずにおかしな空気に放り込まれる後輩芸人達、
ネタフリから予測不能な「本当の逆ドッキリ」がここにある。

・瞬間ドッキリ

ドッキリも逆ドッキリもネタバラシのタイミングがあるが、
そのタイミングをぶち壊すという新しいドッキリ。
ターゲットの良さもあったかもしれないものの、
目の付け所がギャラクシーだったことは間違いない。
特に2本目のビンタから一瞬でネタバラシする流れは綺麗過ぎる。

・リアルDbDシリーズ
プレイしたことがないのでよくわかっていないが、
鬼ごっことかくれんぼを混ぜた様なデッドバイデイライトを、
リアルでやってみよう、というもの。
キラー、サバイバー、どちらかが一方的に有利ともならないバランス、
極限状態でそれぞれの面白さが光る出演陣、
そもそもの色々おかしい画面、
長尺動画ながらその長さを忘れてしまいそうなやばい企画である。

・ハイパーアイボン(オンとオフで心理テストに答える)

「池崎は良い人だ」と言うコメントにキレた池崎が心理テストに答えるが、
真面目に答えてくれないので衣装を脱がせて真面目に答えさせる。
そういう企画なのだが…オープニングが面白過ぎた。
名乗りギャグから始まり本題に入っていくのだが、
「あんた真面目だ(意訳)」というスタッフの指摘にキレた池崎は、
「おれはイカレてんだ」とソーダストリームを手に取る…。
後に「チャンネルで使う各種素材を公募する」という企画の続きで、
MVP受賞者が撮影場所である池崎の自宅に招待されているのだが、
ここでも炸裂している。
この部分があまりにも面白いので本当に観てほしい。

・へそで茶を沸かす

「2階から目薬を指す」とか色々ことわざの類を実践してみる…
割と古典的なネタで、テレビ・YouTube問わずやっているネタだと思う。
それを池崎好みのドM向けなネタにしたのがこの動画。
スタッフ北村から良い人エピソードが飛び出したりする中、
池崎は床に横たわり、へその上で火の着いたロウソクを支えている。
おっさん2人がいちゃいちゃしながらお茶を沸かそうとするだけなのだが、
多分、これを1分半くらいの動画に編集したら、
YouTuberという概念が無かった頃のバカバカしいYouTubeになる気がする。

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