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51歳で初めて見た『ローマの休日』。

ココ最近 アマゾン.プライムなので 仕事中に映画つけたまま作業する事があり、たまたま この『ローマの休日』が目に止まり、見る事に。

じつはボクは 遡る21歳の頃 サラリーマンを辞め 漫画家になるまでの約1年間 レンタルビデオ屋(まだGEOとかチェーンが出来る前)でバイトをしていて、当然この映画は店にありましたし、映画の存在は知ってはいたのですが、若気の至りなのか(?)何かといきがってた(?)ボクは 「やたらに女の子に人気あるけど、どうせ ヒロイン(ヘップバーン)がラブラブな映画だろ」…と勝手に決めつけ 見向きもしませんでした。。。(苦笑)

そんな想いだったので、正直 見る気は決めたモノの”本気”とは行かず、なんとなく…でスクリーンは始まりました。

モノクロに映る 1954年のローマの世界は 今のコロナで苦しむ時代とは全くの別世界で、当然デジタルなんてモノはないから、動くモノがすべてアナログで、国民のみんなは活気ついて 慌ただしさはあるものの、人間の速度と機械の速度がちょどいいくらいのスピードに見えました。

そして あとはボクのような51歳(1969年生まれ)だと、子供の時 毎日のように見た「トムとジェリー」の世界観(風景)の実写版を見るように思え 自然とスクリーンの中には 入りやすく

主人公であるヘップバーンは よく見たポスター等の顔より、動画で見る顔の方がボクは美人に見え、

漫画製作で言う 冒頭の「キャラ立て」もしっかり上手く作られていて、知らぬ間に ヘップバーンに惹かれ始め、適当に流しながら見るハズが どんどんハマりはじめ、ヘップバーンが男(ジョー)と出会い、仕方なくジョーが渋々 ヘップバーンを自分の家に連れて行き、その家の階段を登るシーンのコミカルさは、まさに大好きな「トムとジェリー」を見ているようで、「この映画 すげー面白いかも!?」と直感が走り、結局最後までシッカリとガッツリ観てしまいました。。。(笑)

「何がラブストーリーだよっ」と毛嫌いした自分は 最後はシッカリ感情移入しまくり!(←おい) その上 戦争の事もさりげなく上手く絡ませ、ラストに上手く当てて行く技法・・・・・・・完璧すぎる。。。( ̄▽ ̄)

本当に 51年間 見もせず 毛嫌いして ゴメンナサイ。。。

たまたま 偶然で見れたワケですけど 今は感謝しております。。。

ボクのように もし毛嫌いして観てない方(特に男性)は 人生に一度は観ておいて損はないかな・・・と思います。。。(^▽^;;









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