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出産当日の計画読み合わせ

妊娠出産で一番 計画を立てづらいのが 出産当日です

これは、陣痛がいつ来るのか、陣痛が始まってからいつ生まれるのか は人により千差万別だからです。

一人目は予定日より遅れがち、とか。
経産婦は陣痛きてからが早いよ、とか。
いろいろな噂がありますが、結局のところ人によります。万能・共通なものはありません。

そのため当日の予定は考えうるケースを何通りか立てておき、夫婦間で動きを確認しておくことが必要です。

当日の計画は 8通り立てておく

陣痛が始まった曜日

曜日が影響してくるのは、母親以外の日常のルーティン(仕事や保育園など)と、病院側の受け入れ体制

陣痛が始まった時間帯

時間帯が影響してくるのは、特に病院への移動手段や宿泊の有無が関わってきます。

大きく分けて;
■ 早朝 (3時~7時)
■ 日中 (8時~18時)
■ 夜 (19時 ~ 22時)
■ 深夜 (23時 ~ 2時)
になります。

これらのパターンを組み合わせると、ざっくりと 8通りになります。

曜日(2通り)x 時間帯(4通り)= 8通り

確認しておくべき事項

病院への移動手段

曜日・時間帯によっては普段病院に向かっている方法ではいけないことがあります。特に週末や深夜です。

そのため、保険をかけて 陣痛タクシーなどを予約しておくと安心です。

予定日近辺では 父親は飲酒を控え、家に待機することを念頭に置いておきましょう。

当たり前ですが、病院の名前・場所 & 行き方は 事前も事前に確認し、実際に行っておきましょう。

里帰り出産の場合、父親が駆けつけることになりますが、その際の移動手段・時間帯 も想定しておく必要があります。遠方の場合、大型連休と被ると移動手段が限られる可能性もあります。

病院への付き添い・立会い

出産に立ち会いたいという方もおられることでしょう。
陣痛からが長くなる場合、夜通しということもありえます。病院側と立ち会いは出来るのか、宿泊は出来るのか、途中での出入りは出来るのかなどは事前に要確認です。

出産の時間帯によっては、担当の先生でなかったり、希望するタイプの病室に入れなかったりなど病院側の対応が変わってくることがあります。

出産時に写真・動画の撮影はして良いか、病院にお願いするバースプランはどうするか?なども事前の確認をしておく必要があります。

上の子(いる場合)の対応

病院に向かう際に連れて行くのか、預けていくのか。
保育園・幼稚園・学校 に行っている場合は休ませるのか、いつお迎えに行くのか、誰が面倒を見るのか、母親の入院中はどうするのか。

このあたりは考えておきましょう。無理に出産に立ち会わせる必要はないかと考えています。赤ちゃん返りの対策なども考えてみても良いと思います。

陣痛バッグ・入院バッグ

母親の方で 陣痛バッグや入院バッグは 準備することが多いかと思いますが、どの様なものを持っていっているのか、そもそもどのバッグなのか、どこに置いてあるのかなどは事前に確認し、誰がいつ持っていくのかを計画しておきましょう。

入院用の お菓子・飲み物・長めの充電ケーブル(スマホ用) は必須だとおすすめしておきます。

出産後の動きの確認

出産後の動きも 人により様々な要素で変化するため、出産後の病院側との確認を受けて動きを決める必要がありますが、大まかな要素は出産前に決めておくのが良いと思います。

出産後は お見舞いはどうするか

特に初産の場合、両家の祖父母がお見舞いに来たい! と前のめりになることはよくあることだと思います。

その場合も とにかく 妊婦第一 で対応を進めましょう。

押さえておきたいのは以下の点です。
■ 両家のタイミングは合わせる。
→ バラバラのタイミングにすると対応が二倍となり色々と面倒です。とにかくタイミングはまとめましょう。

■ お見舞いは一時間以内。
→ 母親は疲弊しきっています。手早く一時間にまとめてしまいましょう。

■ 父親も立ち会う。
→ 父親は ファシリテーターの役割になります。父親側の両親だけでなく、母親側の両親について、スムーズな進行、余計な話、母親の負担になることが無いように場をまとめましょう。
事前にNGな言動については耳打ちしておくことをお勧めします。

とにかく、母親の負担とならないようにすることが優先です。

■ 両家の訪問の手段
→ 車で来られる場合、病院の駐車場はどうなっているのか。
→ 遠方から来られる場合の交通手段・宿泊はどうするのか。

退院日はいつになるのか

経産婦だと入院が一日短くなる。ということもありえます。
出産が帝王切開を伴うものであるのか、生まれてきた赤ちゃんの状態はどうなのか、などなど 多くの要素で決まりますが、通常出産の次の日には担当の先生から連絡があるはずなので、それを受けて今後の動きを再計画し確認しましょう。

兎にも角にも、事前の想定をしっかりと行い、関係者が同じ認識を持っておくことが必要です。

時として 両家の祖父母など焦りから 思わぬ行動に出ることもありますので、その際にはしっかりと父親が ファシリテートするのが期待されている行動であると認識しておきましょう。

計画を立てたら 書き出しておく

記憶と記憶を明確にし、内容のヌケモレがないかを確かめるためにも、確認した内容は ノートでも LINEでも Word でも何でも良いので、書き出しておきましょう。

書き出すことで その後の推敲も出来ますし、いざという時の 持ち出し確認も最速で行えます。

事前の計画と準備で どこのご家庭もスムーズな出産当時を迎えられることを望んでいます。


#男性育休
#出産直前・直後


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