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年越し前には餅つきをする

と言うのが、生まれた頃からの毎年の風習だったのですが、近年は餅つきをするご家庭も少なくなっているという事で、せっかくの機会を記録しておこうと思います。

餅つきに必要なもの

買い揃えると結構な数になります。

  1. 竈(かまど)

  2. 羽釜

  3. 蒸籠

  4. 長板

石臼
竈と蒸籠
長板
餅米

流れ

年末に向けて準備が始まります。
とは言え、誰が来るのかを確認するくらいなものです。餅米は早めに予約しておきます。

前日

道具一式を揃えて並べておきます。雨養生だけは怠らないようにします。
※ 何故か餅つきの日12月30日は寒くてよく雨が降ります。
餅米を研いで、水に漬けておきます。前日の晩ぐらいがちょうど良いタイミングです。

餡ころ餅用の餡こは前日に丸めておきましょう。

当日

朝は早めから始めた方が良いです。昼食前までに終わることを目標にします。
大まかな流れを書きます。

  1. 竈で火を起こして

  2. 羽釜でお湯を沸かして

  3. 蒸籠に餅米を敷いて

  4. 蒸籠で蒸して

  5. 臼と杵を温めておいて

  6. 蒸し上がった餅米を臼に移して

  7. 杵で捏ねて

  8. 杵で捏ねて

  9. 杵で捏ねて

  10. 杵で捏ねたら

  11. 杵でつきます

  12. つけたら、長板で丸めて出来上がりです

ご覧の通り、 杵で捏ねる のがメインです。
餅つきは捏ねるのを如何に素早く丁寧にやるかで出来が決まると思います。

こねます
餡ころ餅

餅の順番

  1. 餡ころ餅

  2. 普通のお餅

  3. 鏡餅

  4. 大根おろし餅

  5. 普通のお餅

我が家流はこの流れです。
慣れてきた頃に鏡餅を作るのが良いのかもしれません。
大根おろしの中につきたてのお餅入れて食べるのは絶品です。お試し下さい。

人数

人数は多ければ多いほど良いです。親戚、友人、ご近所を集めましょう。
少人数でやる餅つきは過酷です。
人数がいると楽しいお餅つきになります。

代用品

マレーシアでは色々手に入らず、代用品で餅つきをしました。
ただ、杵 だけは輸入しました。自作も面倒だったので、日本から持ってきて貰いました。

臼は中華鍋で代用しましたが、餅が冷めやすいのが欠点です。

中華鍋の臼

餅つきを楽しみましょう

何だかんだで雰囲気は楽しめるので色々工夫するのも楽しいものです。

年末に餅つきをするのも風流です。

良いお年を~

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