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キリスト的倫理観でエロを禁止する者達

安野モヨコさんの漫画「働きマン」は聞いた事があるのではないでしょうかね。
スイッチが入ると切り替わり仕事に打ち込む週刊誌編集部に務めるOLを描いた作品。
2004年から連載開始されています。
女性が社会へというのが世間ってものに言われだした頃でもあります。

この女性が働き輝く姿を描いた漫画にも
「待った!」と
キリスト教倫理観が邪魔をするわけですね。

この時期のiPhoneアプリでは配信拒否が発生します。
当時の「ガラケー」でも閲覧が不可能になりました。
しかも「検閲」で。
これはソフトが自動で露出が多い場面を調べるモノです。
もちろんですが働きマンはエロ系では一切ありません。
が、マッサージを受ける際の格好・背伸びした際の胸。
おまけに連載前からの入浴シーンの抑制。
別にエロ目的とかではなくて、日常生活を描くというのが目的にあるならば、見ている方が共感をする事が大事であるので入浴もマッサージも買い物も「普通」に描けばいいのですよ。
ドラえもんでもドクターXでも入浴シーンってのは登場してましたよね。

ま、口を出してくる側にも大儀はあるようで。
子供を守るを旗に掲げ、違法サイトやら過激漫画やらを目にしないようにという事が目的であるとの事でね。
で、働きマンのマッサージを受ける事も、背伸びで胸が強調される事にも「子供達がエロを感じてしまうから禁止」
という事でね。

まあこの記事を読んでいる人にも
「その通り!」と思考する者もいるでしょう。

・・・ほんまに?・・・

さっき少し触れましたが「ドラえもん」のしずかちゃんの入浴シーンにもクレーマーが殺到した事により、最近では皆無になりました。
写っても露出は最低限。

さて一方のAmazonが販売するPCやタブレットで読むkindleという電子書籍では配信規定は向こうの感覚に合わすので「エロ漫画」も閲覧可能です。

そして「働きマン」は体調不良を理由に2008年に休筆。
体調不良が理由という事であったんですが、その後のインタビューで安野モヨコさんはこう答えます。

「主人公の弘子なら、今の週刊誌を前にしたら「これはダメだ」と思うだろうな」

とね。
さすが!!のコメントです。

この一言で
<出版界とエロに厳しい軍団の暗黒を恨めしく思うようなコメント>
を表現しています。

ほんと、言葉力すごい( ;∀;)

まあ仕方ないよな。
そもそもこの地域では、
南蛮貿易でキリスト教が入ってきてから、根底に根強く存在している倫理観。

そもそも江戸時代って混浴やったし、雑婚やったのを思い出してや!!( ;∀;)

苗字すらもてるのは武士以上の階級で、それ以下は苗字が許されてなくて、
それぞれがやりまくって、子が産まれたら村の皆で子供という労働力を喜んでたやん!!
そしてみんなでその子供を育ててたやん!!

なんでいきなり「キリスト的倫理観」とかになるねんな( ;∀;)

そもそも「一夫一妻制」ってのは欧州の思想ね。
明治維新でいきなり入ってきた概念ね。

ほんと毎回思うが、
明治維新の時から今日まで、
「外国ってすげえ!」って思想と
「外国のモノマネ」が全てって思想は
消える事はないな・・('_')

とりあえず、この少子化問題どうするよ。

で、規制するのは勝手やけども。
このグローバルな社会で日本だけでエロを鎖国してても
いくらでもその子供ってのは海外のエロサイトを見るやろうけども。

というか!
「働きマン」はエロでは全くないから(笑)
女性がバリバリ仕事をするかっこいい姿ってのを描いてはっただけやから(笑)
マッサージシーンと背伸びのシーンがエロで禁止って言って
安野モヨコさんの表現の自由を奪って。
その割に、多様性とか言い出すんやから・・・

目的は、、、何・・・・・?

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